西陣織産業の持続とサスティナビリティ、京都西陣の有限会社フクオカ機業が再生ペットボトル繊維織物の「Reperic(リペリック)」をブランド発表
2022.05.17
京都西陣で有職文様の西陣織だけではなく、「西陣カーボン」等の最先端繊維を使用した西陣織を製作する、有限会社フクオカ機業(本社:京都市上京区、社長:福岡 裕典、以下「フクオカ機業」)は、同社の新ブランドとして、再生ペットボトル繊維を使用し西陣織の技術で織る「Reperic(リペリック)」を発表する。同社のある京都市上京区「西陣」は、「西陣」の名称の起源とされる応仁の乱から今年で555周年を迎えます。西陣で培われてきた伝統を社会・環境の双方の観点から持続可能な形で次世代に残す取り組みとして、フクオカ機業の持つ西陣織の技術を活用しサスティナブルなものづくりを提案します。 ブランド発表に際して、2022年5月20日(金曜日)に世界遺産元離宮二条城内の香雲亭(こううんてい)で招待制の「Reperic(リペリック)」ブランド発表会を開催します。
西陣織の強みを活かすサスティナブル素材の提案
日本固有の着物文化は”繰り返し使う”ことを目的とした設計で、古来よりサスティナビリティの象徴とされてきました。京都市は第1回SDGs先進度調査で全国815市区中1位に輝き、市内でのSDGsへの取り組みが全国的に評価されています。経済・社会・環境のバランスの取れた発展を目指す京都市で、衰退の進む伝統産業にも持続可能性とサスティナビリティをもたらすべく、再生ペットボトル繊維織物「Reperic(リペリック)」の製作に取り組みました。
時代や環境に配慮したサスティナビリティ素材を活用し、西陣織で培われた織の文化を再構築することで、西陣に根付くものづくりの再興を目指します。
西陣やものづくりに関わる企業が「Reperic(リペリック)」製品を製作
元離宮二条城、香雲亭で開催されるブランド発表会では、ものづくり関連企業が、再生ペットボトル繊維織物「Reperic(リペリック)」を活用した製品を展示・発表します。各企業の技術・強みを活かし、フクオカ機業で製作する「Reperic(リペリック)」をベースに暮らしに関わる製品を製作しました。西陣地域の企業や全国のものづくり関連企業と協業し、「Reperic(リペリック)」を使うという選択肢を示すことで、京都全体のものづくり企業を活性化させる狙いがあります。
「Reperic(リペリック)」ブランド発表会概要
日時:午前9時開場〜午後4時半 閉会
展示会場:元離宮二条城 香雲亭
京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
主催:有限会社フクオカ機業
公式サイト;https://reperic.jimdofree.com/
展示参加企業:
- ヤマウチオリジナルアート
- 株式会社 弘誠堂
- 株式会社 京都紋付
- 株式会社 ネーカーズ
- 京表具 小野澤
- 大善株式会社
- 大東寝具工業株式会社
- 長艸真吾
- 布工房 DEN
- 大平印刷株式会社
後援:
- 京都府
- 公益財団法人 京都産業 21
- 京都府中小企業技術センター
- 京都市
- 地方独立行政法人 京都市産業技術研究所
- 公益財団法人 京都高度技術研究所
- 公益社団法人 京都市観光協会
- 京都銀行
- 京都中央信用金庫
- 京都信用金庫
協力:
- トヨタ自動車株式会社
- 林テレンプ株式会社
- サンショウ株式会社
- エムケイ株式会社
- 株式会社ワントゥーテン
- 大平印刷株式会社
- ヒロセ工業株式会社
- 株式会社イーブレインホールディングス
- 浄土宗大本山・くろ谷金戒光明寺職、延命寺副住職
企画:
スパッジオ ワークス
京都西陣ふくおか 有限会社フクオカ機業について
公家の装束や繊細で優美な帯などの西陣織の織元です。お客様のご希望に応じたオーダーメイド織物は、デザインから糸染めまで一貫して制作する、当社だからこそできる西陣織。近年は西陣織の代表的なシャットル織機を改良し、炭素繊維のような高機能繊維でも横糸が連続する耳付織物として商品化しました。新しい技法も取り入れ、若い職人を育て、伝統を受け継いでいます。
【報道関係者様お問い合わせ先】
京都西陣ふくおか 有限会社フクオカ機業
〒602-8471
京都市上京区浄福寺通五辻東入一色町35番地の7
TEL:075-441-0235 / FAX:075-441-0549
有限会社フクオカ機業の事業概要
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- 事業名
- 有限会社フクオカ機業
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- 業種
- 製造業
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- 事業内容
- 公家の装束や繊細で優美な帯などの西陣織の製造・販売。
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- 所在地
- 京都市上京区浄福寺通五辻東入一色町35番地の7
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- 電話番号
- 075-441-0235