5/13・14 障害者雇⽤の社会課題に関する記者説明会を開催経験頼みの就労⽀援による企業と障害者のミスマッチ 雇⽤定着率の向上必須

この度、特定非営利活動法人WEL’S（代表理事：橋本一豊、以下「WEL’S」）は、5月13日(月)14:00—16:00と14日(火)18:00-20:00で、オンラインにてメディアの記者の皆様に障害者雇用の諸問題について理解を深めていただくための勉強会を開催します。今回は、2024年4月より引き上げられた障害者法定雇用率(2.3%→2.5％へ)に伴い、各企業による障害者雇用への対応が活発化していくことが予想される中ですので、「障害者雇用率引き上げに伴う企業の障害者雇用推進施策と、現状の課題」について解説させていただきます。

障害者の法定雇用率が2024年4月度からはこれまでの2.3%から2.5％まで引き上げられる背景を受けて、近年、障害者雇用数は増加し続け過去最高となっています。ところが、雇用先の企業と、紹介した事業所側とのコミュニケーション不足が原因で、障害者と業務のミスマッチが起こり、就職してから一年後の定着率が58%という低い数字が課題となってます。そのことで、事業所側が企業と障害者の繋ぎ役の対応に追われ、本来の事業所の役割を果たせず経営難になるという悪循環に陥っているのです。
複雑な法制度や障害種類についてを把握し、企業と密にコミュニケーションが測れるベテランの障害者就労支援施設の従業員を育てるのは時間がかかりますし、企業側も法定の数字だけを表面上取り繕うと必死となり、本来必須なプロセスを飛ばしてしまっています。昨今、障害者福祉施設の給与未払いなどの悪いニュースとなっておりますが、それも、上記の通り、障害者福祉事業における悪循環が引き起こしているとも言えます。国が考える社会福祉と、事業環境を分析する上で大いに役立つものと考えております。メディア関係者の皆様ほか、これから障害者雇用を進めたいと検討されている中小企業の経営者‧人事担当者に向けて、広く参加者を募集いたします。

＜記者説明会の概要＞
●開催日時
◆ 会場：オンライン（ZOOM）
◆日時：
2024年5月13日(月)14:00-16:00
2024年5月14日(火)18:00-20:00
(どちらも同じ内容です)
◆タイムテーブル：5/13：説明会14:00-15:30/質疑応答15:30-16:00
　　　　　　　　　5/14：説明会18:00-19:30/質疑応答19:30-20:00
◆参加費： 無料
◆申込期限：2024年5月10日（金）
◆申込方法：以下のURLもしくは右記QRコードよりお申込みくだい。　
https://ssl.form-mailer.jp/fms/b783672d819307　　
※その他、本件に関してのお問合せは以下へお願いいたします。

【お問合わせ先】
特定非営利活動法人WEL’S
東京都千代田区神田錦町3-21 ちよだプラットフォームスクエア1036 　
広報担当　 三間 瞳(みま ひとみ)
〒 TEL：080-9647-8972 　　　
Mail: hitomi@bp-and.co.jp

【登壇者プロフィール】
特定非営利活動法人WEL’S(ウェルズ)代表 橋本一豊　　25歳でホストから児童福祉の道に転職。27歳の時にスウェーデンに行き、そこで出会った障害ある方の生き方に感銘を受け、帰国後に障害福祉の職に就き国家資格である社会福祉士を取得。30歳で障害者の就労支援に特化した現NPO法人を設立。大手から中小まで延べ100社以上の障害者雇用相談、500人以上の障害者の支援を行う。趣味のロックバンド活動歴は30年超。障害者福祉の専門家として、メディア出演多数。

【特定非営利活動法人WEL’Sについて】
ウェルズは、「働きたい障害のある方」と「働いてほしい企業」の架け橋となるために、2004年の設立以来、20年に亘り、就労支援に関する事業を展開しています。一人ひとりに合った働き方を支援するために、既存のサービスに捉われず、地域や企業、行政の協力をいただきながら独自の活動に力を入れています。様々な立場の方々と協働しながら、より豊かな社会づくりに貢献していきたいと考えています。