東儀恭子展 – 木のまま 石のまま –

このたび、Hideharu Fukasaku Gallery Yokohamaでは、昨年に引き続き2024年8月5日（月）より「東儀恭子展ー木のまま 石のままー」を開催致します。

何気ない木板や木端にカタチを見出す日本画作品展

　　　本展は、何気ない木板や木端にカタチを見出す「何に見える？」という遊び的な発想から生まれた日本画作品を展示しています。私たちの日常に潜む自然の美しさや、木の持つ独特の模様からインスピレーションを受け、その形状や模様に秘められた物語を探求しました。一期一会の精神を大切にし、それぞれの木目から見つけ出した意味やモチーフ、フォルムを丹念に描き出しています。この展示を通じて、木材の持つ生命力や、その中に秘められた無限の可能性を感じていただければ幸いです。また、木目の模様が生み出す多様な表現や、それが日本画としてどのように進化・発展していくのか、自身も期待しながら制作に取り組んできました。訪れる皆様にとっても、新たな発見や驚き、そして心の安らぎを感じていただける展示となることを願っています。どうぞ、ごゆっくりとお楽しみください。

今回は新たに石に形を見出す試みをしました。