児童発達支援・放課後等デイサービス「ヒトツナ」FC本部が、発達支援に関わる人々がつながる「発達支援ポータルヒトツナ」をリリース

「人との繋がりの中で未来を生きる力を育む」をコンセプトで、児童福祉法に基づく児童発達支援・放課後等デイサービスのフランチャイズ事業「ヒトツナグループ」を運営・展開する株式会社アイラ(本社：宮城県仙台市、代表取締役：遠藤 千尋)は、2024年7月26日、発達支援に関わる人々が様々につながることを叶える「発達支援ポータルヒトツナ」（http://hattatsu-hitotsuna.com）をプレオープンしました。

■児童発達支援・放課後等デイサービスの概要

児童発達支援、放課後等デイサービスは、0歳から18歳までの発達に特性のあるお子様を日中や学校終了後の放課後等にお預かりし、将来の就職と自立に向けた様々なトレーニングを行う事業です。
2012年の法改正により現在の児童発達支援・放課後等デイサービスの体系になってから数年で事業所数は急増し、それに比例して利用するお子様も増加しております。
「発達に特性のあるお子様」とは、自閉症スペクトラム、ADHD、LD等の診断を受けているお子様や、診断名がなくても療育の必要性を認められたお子様等が対象となります。

■ポータルサイトの機能（http://hattatsu-hitotsuna.com）

（1）ヒトツナグループ施設検索機能
ヒトツナグループは、グループ内の従業員研修に最も力を注いでいます。研修は、本部スーパーバイザーが行うものに加え、医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等の専門職にも登壇していただき、月2回の学びの場が担保されています。集まる職員も研鑽することでご利用者様に対する支援の質向上につなげたいと考える意欲の高い人材が多く、人材が支援の要となる福祉だからこそ、その質の見える化が必要だと考え、ヒトツナグループ施設を一覧で検索できる機能を実装しました。

（2）ヒトツナグループの新規開業、求人募集等最新情報の閲覧機能
「自分の町にもヒトツナが出来てほしい」、代表の遠藤千尋が運営するSNS（Instagram）では、発達障害の支援についての投稿を続けている中で、日々このようなご要望のメッセージを頂くようになりました。皆様のご期待に副うべく、ヒトツナの開業に関する情報をいち早く検索できるように致しました。

（3）読んで学べる開業、発達支援コラムの掲載
コラム機能では、開業や運営等のノウハウの発信や、発達支援に関する記事を掲載予定です。発達支援に関する記事では、ヒトツナグループが大切にしている支援観のほか、発達支援の理論、今後は作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士による連載も予定しております。

■「ヒトツナ」のコンセプト

児童発達支援・放課後等デイサービスヒトツナは、2019年に埼玉県越谷市に開業しました。「人との繋がりを大切に、人との繋がりをもっと楽しく」というスローガンで、発達に特性のある子どもたちが“人と通じ合う経験”の中でたくさんの学びや発見が得られるような体験学習を重視しております。

特性から、他者と通じ合う経験の乏しさや困難さを抱えている子どもたちが多かったり、自分に対する否定が強いお子様が多くみられますが、だからこそ「人と人との繋がり」が生きづらさを解消する手助けになると信じて、質の高い社会性の経験が大切に関わっています。
ヒトツナでは、〇〇式、〇〇プログラム等、一つの療育の手段に偏らず、「子どもに関わるスタッフ一人ひとりのアセスメント力向上や、療育に向き合うマインドの形成。その上で、多様な“手段”の獲得」が何よりも大切な療育だと考えております。

療育プログラムという“手段”が先行した事業所づくりでは、お子様をその手段に当てはめることが目的化してしまい、一人ひとりに合った個別性のある支援からはかけ離れていきます。最も重要なのは“一人ひとりと向き合う力”だと考え、職員に対する療育者としてのマインド、スキル両面からの育成を行うことが、ヒトツナメソッドの特徴です。「障害や特性がある事により、自分の将来の選択肢を悲観的に考えている子どもやそのご家族に対し、自分らしく人生を充実させる事ができるよう、感性や社会性を磨き、選択肢を広げ、豊かな人生を送る事が出来るよう、サポートしたい」、ヒトツナの事業に対する理念は、常に利用者であるお子様とそのご家族様に向かっています。

＜“発達支援”をもっと身近に（株式会社アイラ　遠藤代表）＞
「子どもの発達に悩んだとき、子育ての仕方について悩んだとき、相談できるところって案外少ない」・・・自身の子育てを通じ、子育てを切れ目なく相談できる機関や制度の少なさを感じてきました。歩き始め、離乳食の進み、発語、トイレトレーニング、保育園生活上の悩み、就学、子どもの成長に合わせて変化する悩みに対して、乳幼児期から学童期まで連続性と一貫性をもって関われる機関はないのだろうか？と考えたときに、自分自身が行っている、児童発達支援・放課後等デイサービスがまさにそういう場であることを改めて捉えなおします。卒園まで、今年度末まで、などのように、期日が決まっているわけではなく、本人、家族、それぞれのニーズベースで支援を続けることができる発達支援は、まさに子育ての伴走者であり、地域の頼れる専門家だと思います。（ご利用には市町村が発行する「通所受給者証」が必要です。）もっと身近に発達支援施設の存在を感じて貰えれば、子育ては、今より少し、心が軽くなるのではないか。一人きりだと思わなくていい、そういったつながりを、発達支援施設とご家庭との間に作っていきたいです。