AROUSAL Tech、プレシリーズAラウンドで総額2億円の資金調達を実施。AIツール特化型のeラーニングサービスで、DXを推進。

AIを活用したリスキリング研修、生成AIを活用したサービス開発に取り組むアローサル・テクノロジー株式会社（本社：東京都港区、代表取締役CEO：佐藤拓哉）は、この度、株式会社Vision Platform、識学ファンド、および金融機関から総額2億円の資金調達を実施しましたことをお知らせ致します。

資金調達概要と背景

出資主体：株式会社Vision Platform（設立：2023年10月、代表：酒井裕輝）、株式会社識学（設立：2015年3月、代表：安藤広大）、その他金融機関
出資額：総額2億円

■**アローサル・テクノロジー株式会社　概要**
代表取締役　佐藤　拓哉
所在地　東京都港区北青山２丁目７−20 第2 猪瀬ビル 2F
設立　2013年9月26日
事業内容　AIリスキリング事業、AIコンサルティング事業、AIインテグレーション事業
ウェブサイト　https://www.arousal-tech.com/

近年の生成AIの市場拡大と、人的資本経営などのトピックスもあり、企業内人材のリスキリングの重要性は高まっています。

また、日本はOECD加盟国38ヵ国中31位という大変不名誉な統計データ、そして2040年には1,000万人を超える未曾有の人材不足に陥るということも叫ばれております。

弊社は、創業時よりオフショア開発人材の登用を元に、様々なお客様のプロダクト開発の支援を行い、2015年からはAIインテグレーション事業をスタートしておりました。2022年末からの生成AIの登場で、AIは民主化し、誰でも様々なスキルを身に着け働ける時代が来ることをいち早く感じ、2023年初頭からAIリスキリング事業とAIコンサルティング事業をスタート。結果、5,000名を超える方々に研修を行うことができました。

しかし、それだけでは日本の課題を解決できず、日々進化するAI技術と益々増えるAIツールに、働く人々はついていけない状況を感じております。

Okataのレポートによると、企業への平均アプリ導入数は93個、大手企業（2,000名以上）に関しては、231個というデータが出ております。日本を含むアジアの企業は58個というデータではありますが、今後多くのアプリおよびツールを活用せざる得ない状況になることが予想されます。

WA2では、職種別、難易度別にAIに関する記事をまとめ、AIツールにおいてはeラーニング機能（※）で学ぶことができるようになっています。

それらの課題を解決すべく、私たちは『WA2（ワッツ）』というeラーニング搭載型AIツール攻略メディアを立ち上げるに至りました。

今回の資金調達で、サービス認知やプロダクト強化、eラーニングコンテンツ開発のための採用をさらに強化していきます。

今後も『AIの力で、世界を”わかりやすく”する』という弊社のパーパスを体現し、『DXを身近に、業務改革を容易に』というビジョンを実現すべく、邁進してまいります。

※e-ラーニング機能は2025年にリリース予定

投資家からのコメント

株式会社Vision Platform　代表取締役CEO
酒井 裕輝

この度はアローサル・テクノロジー社への出資機会をいただき、誠に光栄です。
日本がGDP成長のみならず生産性においても国際的な競争力が低下する中、あらゆる企業におけるAI活用は最重要の経営テーマである一方、AIの進化は劇的に早い上にサービスも多様化しているため、実際に投資効果に見合った成果を得られている企業はごく少数です。
係る中、同社はAIをわかりやすく伝える・活用して効果を出すところに着目して、研修・コンサル・開発といったソリューションを展開しており、日本経済への本質的なインパクトを創出できる稀有な企業であると感じております。既に大手企業を含め多数企業において、同社は実績を挙げられていますが、今後の更なる飛躍を期待しております。

**■株式会社Vision Platform　概要**
代表取締役　酒井　裕輝
所在地　東京都港区赤坂7丁目2‐21　草月会館９F
設立　2023年10月17日
事業内容　ベンチャーキャピタル、プライベート・エクイティ投資事業
ウェブサイト　https://visionplatform.co.jp/
プレスリリース　https://visionplatform.co.jp/news/26/

株式会社識学　上級執行役員　識学ファンド推進室室長　
池浦 良祐

この度、アローサル・テクノロジー株式会社へ出資する機会をいただき、大変光栄に思っております。
生成AIやIoT技術を活用する企業が増加する中、アローサル・テクノロジーは初歩的な生成AI教育コンテンツから、最先端の生成AIコンサルティング・開発まで、幅広く優れたソリューションを提供しており、日本全体の生産性向上に大きく寄与する存在であると確信しています。
今回の出資を通じ、アローサル・テクノロジーと共に日本の産業競争力向上に貢献できることを大変嬉しく思うと共に、未来の技術革新を牽引していくことを心より期待しております。

**■株式会社識学　概要**
代表取締役　安藤　広大
所在地　東京都品川区大崎2-9-3　大崎ウエストシティビル1階
設立　2015年3月
事業内容　「識学」を使った経営、組織コンサルティング事業、研修事業
ウェブサイト　https://corp.shikigaku.jp/

AROUSAL Tech.の提供サービス

アローサル・テクノロジー株式会社は、5,000名が受講した法人向けAIリスキリング研修を手掛け、最新の生成AI技術を活用したプロダクト開発を行っております。2024年9月26日には、eラーニング搭載型AIツール攻略メディアであるWA2（ワッツ）のβ版をリリースしました。

■AIリスキリング事業
AIを中心とした個別研修、カスタマイズ研修（集合研修やワークショップなど）のサービスを提供しています。

■AIコンサルティング事業
CAIO（Chief AI Officer）サービス：DX／AX推進に関する戦略・立案を提唱する経営並走AIコンサルサービス
AI-OJTサービス：現場の直面する課題を一緒に課題を解決する育成型並走AIレクチャーサービス

■AIインテグレーション事業
AI・デザインファーストな開発体制で、社内AI活用環境や、自社データを活用したRAG環境などの開発支援を行っております。

■AIメディア事業
「WA2（ワッツ）：Work AI Agent」
AIの力で、世界を”わかりやすく”することをパーパスに、AIツールの”わかりずらい”を解決し、業務改革を容易にする世界を目指しています。
ウェブサイト　https://wa2.ai/

■代表コメント
アローサル・テクノロジー株式会社　代表取締役CEO
佐藤　拓哉

この度、Vision Platform様、識学ファンド様を株主にお迎えできたことを、心より光栄に思います。設立から11年、スタートアップとしては少しゆっくりしすぎたかもしれません。しかし、この期間に築き上げた実績と、生成AIの普及を見据えた新たなチャレンジが、今回のご支援を受けるに至った理由だと確信しています。
私たちは『AIの力で、世界を“わかりやすく”する』というパーパスを掲げ、企業や個人のDX推進をサポートするために尽力してきました。特に、生成AIの登場以降、日本企業の業務改革を支援するため、AIリスキリング研修やAIコンサルティング事業を強化し、これまでに5,000名を超える方々へ研修を提供してまいりました。
しかし、日本のAI活用状況や人材不足の課題を解決するには、まだまだ多くの努力が必要です。今回の資金調達を通じて、eラーニング型AIツール攻略メディア『WA2』をより多くの方に届け、より効果的なDX推進を可能にするプロダクト強化とコンテンツ開発を進めていきます。
今後も私たちは、社会や企業が直面する課題に対して具体的な解決策を提供し、『DXを身近に、業務改革を容易に』というビジョンを実現するために、全力を尽くして邁進してまいります。