居住性と安全性を両立する「木質耐震シェルター70K」老舗工務店 楠亀工務店が提供
2025.02.05
~伝統技術と最新技術を融合し、地域の安全・安心な暮らしに貢献~ 株式会社楠亀工務店(本社:滋賀県東近江市、代表取締役:楠亀輝雄)は、居住性とデザイン性を両立した「木質耐震シェルター70K」の提供に力を入れてをしています。明治時代から続く老舗工務店としての伝統と、最新の技術を融合させ、地域住民の安全・安心な暮らしに貢献いたします。
新しい地震対策の選択肢
近年、地震や台風などの自然災害が多発する中、住宅の耐震性は重要な課題となっています。2024年元旦に起きた能登半島地震では、本社のある東近江市でも震度3の揺れを計測しました。加えて南海トラフの懸念もあり、住宅の耐震化の検討をする人も増加傾向にあります。
しかし、既存住宅への大規模な耐震改修は、費用や工期の面で大きな負担となることも事実です。この度、株式会社楠亀工務店が提供を開始する「木質耐震シェルター70K」は、大規模な耐震工事不要、住宅の一部に設置するだけで、万が一の災害時に安全な空間を確保できる画期的な製品です。
コストを抑え、安全性とデザインを両立
木質耐震シェルター70Kの特徴
木質耐震シェルター 70Kは、木造ラーメンフレームによるシェルターであり、耐震構法SE構法の構造技術を用いた製品です。同技術を持つ株式会社エヌ・シー・エヌによる技術開発、部材供給、サポートを得て、「一般社団法人耐震住宅100%実行委員会」が販売しています。
本シェルターの設置・施工、建物調査等も含めて、委員会の加盟店である株式会社楠亀工務店(本工務店)が行います。
木質耐震シェルター 70Kは、戸建て住宅向け、約4.5畳から8畳程度のお部屋を想定して販売しており、また、それ以外の部屋サイズへの設置もご検討いただけます。施工にあたっては、お客様のお部屋を拝見させていただき微調整を行います。
※本耐震シェルターは、木造戸建て住宅向けの製品です。
※設置できるお部屋は二階建て以下の木造住宅の一階部分となります。
※アパートやマンションなどの集合住宅の居室への設置はできません。
シェルターの構造について
木造ラーメン構造で耐震シェルターを実現
「木質耐震シェルター 70K」は、日本国内の実験施設の最大荷重10トンにも耐えられることが確認されています。実際の住宅に設置した状況下において、少なくとも70KN(7トン)までの荷重に耐えられる性能を有しています。
株式会社エヌ・シー・エヌは日本の木造家屋を100%耐震化する活動を通して、滋賀県大津市・建部大社 職員宿舎に「木質耐震シェルター 70K」を寄贈しました。その施行に登録業者である楠亀工務店が選ばれ、2023年5月から養生期間も含め、 約3週間で設置。自然塗料で色を既存の木部に合わせて空間に溶け込む耐震シェルターが完成しました。
1940年に建てられた建部大社は増改築を繰り返しながら使い続け、耐震改修がされていませんでした。地震災害に対する危機意識を持った宮司の佐藤和夫さんは耐震診断を依頼。結果は想像以上に悪かったが、危険箇所すべてを耐震化する余裕はない。そこで、宿直で寝ているときに地震が起きても安全な空間にと、宿舎のみを耐震化することに。
「木質耐震シェルター 70K」は、無理のない予算で確実に安全性を向上できることで選ばれています。
株式会社楠亀工務店の事業概要
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- 事業名
- 株式会社楠亀工務店
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- 業種
- 商業・小売
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- 事業内容
- 広報
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- 所在地
- 東近江市南菩提寺町636
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- 電話番号
- 0749-45-2052