
5人に1人がクラミジアに感染。梅毒は〇〇人に1人。【10,000人以上】の来院者データをもとに解説
2025.03.05
性感染症内科ペアライフクリニックとして2024年5月開業。日本では数少ない、性病専門の医療機関として社会問題解決に尽力。約半年で来院者数が10,000人を突破。実際に陽性率の高い性感染症を解説。
◼️梅毒 陽性率2.9% (1210検体のうち36検体に陽性反応)(1)
性病専門の「ペアライフクリニック」は開院半年余りで、10,000人以上の性感染症のお悩みに向き合い診療してまいりました。性行為により感染する病気は10種類以上あり、同じ尿道炎の症状でも淋病やクラミジア、マイコプラズマジェニタリウムなど様々な要因が考えられます。性感染症の種類により、治療方法は異なるため、検査を行い原因を明確にし、治療をしていく必要があります。
自覚症状がなくても、性感染症に感染している患者様も多く診てきました。そこで、当院は2024年11月にご来院いただいた患者様を対象に、梅毒・淋病・クラミジアの3つの性感染症の陽性率をデータ化しました。
昨今、問題視されている梅毒の陽性率は、約2.9%という結果となりました。(2)
約30人に1人が梅毒に感染しているという計算になります。
当院にご来院された方は、性感染症の疑いがあり検査を行なっているため、陽性率としては高くなるものの、やはり梅毒が流行しているといえるでしょう。
▼梅毒について
https://pairlife-clinic.com/kinds/syphilis/
◼️淋病 陽性率9.6% (1257検体のうち120検体に陽性反応)(3)
淋病の陽性率は、9.6%という結果になりました。(2)
約10人に1人が淋病に感染しているという計算になります。
特に淋病は無症状で感染している場合が、多いため自分は大丈夫と思っていても感染している可能性があります。
淋病とは、淋菌という細菌によって引き起こされる性感染症の一つであり、性器やのど、肛門、のど、眼(結膜と角膜)に感染します。主な症状として、男性の場合は尿道から黄色っぽい膿が出る、女性の場合はおりものの増加などがあげられます。
▼淋病について
https://pairlife-clinic.com/kinds/gonorrhea/
◼️クラミジア 陽性率21.1%(1322検体のうち279検体に陽性反応)(3)
ほとんどの方が耳にしたことがあるであろうクラミジアの陽性率は、21.1%という結果になりました。(2)
約5人に1人がクラミジアに感染しているという計算になります。
クラミジアは、コンドームを使用しないまま性行為をすると約30%の確率で感染するといわれております。また、淋病同様、無症状のまま感染している可能性があるため、リスク行為後は定期的な検査が必要です。
▼クラミジアについて
https://pairlife-clinic.com/kinds/chlamydia/
(1):TP・RPR定量検査による結果
(2):対象期間に当院で梅毒検査を希望された方の検体
(3):PCR検査による結果
ペアライフクリニックの事業概要
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- 事業名
- ペアライフクリニック
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- 業種
- その他の業種
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- 事業内容
- 性感染症内科
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- 所在地
- 新宿区新宿1丁目36−2 新宿第七葉山ビル 6階
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- 電話番号
- 03-5544-9974