障がい者グループホーム物件購入へクラウドファンディング開始

高知市で障がい者グループホームを運営するLOOP株式会社は、地域のニーズに応えるため新たな物件購入を目指し、クラウドファンディングをREADYFORで開始しました。賃貸契約が困難な現状を乗り越えるための挑戦です。

入居希望者続出の現状、ニーズに追いつけない

LOOP株式会社が運営する障がい者グループホーム「LOOP」は、開所直後から満室となり、現在も多くの入居希望の声が寄せられています。自立を目指す障がい者にとって、地域で安心して暮らせる「住まい」は重要な選択肢のひとつです。しかし、高知市内ではその需要に対して供給がまったく追いついていないのが現状です。

加えて、障がい者支援のためのグループホームは、保証会社の制限により賃貸物件での契約が非常に困難であり、実質的に「購入」以外の選択肢がありません。こうした背景から、物件購入費用の一部をクラウドファンディングで募ることを決定しました。第一目標は300万円、最終的にはネクストゴールとして1,000万円を目指します。

購入しかない現状を打破するための挑戦

すでに運営している1件目の施設は銀行融資により購入済みですが、追加融資をすぐに受けるのは難しい状況です。そのため、本プロジェクトでは地域や支援者の皆さまとともに、次のステップに進むための資金調達を試みています。

READYFORのクラウドファンディングでは、支援額に応じたリターンを用意し、支援者の方々とともに“福祉のまちづくり”を体感できる仕組みを大切にしています。Webサイトへのご芳名掲載など、温かい気持ちが届くお礼を予定しています。

支援で地域の未来を一緒につくる一歩を

今回の挑戦は、単なる不動産取得ではありません。これは、地域に暮らす障がい者の方が「自分らしく生きられる居場所」をつくるための取り組みであり、長期的な地域福祉の礎を築くプロジェクトです。

皆さまのご支援が、誰かの“普通の暮らし”を支える力になります。ぜひ、プロジェクトページをご覧いただき、ご賛同・ご協力いただければ幸いです。

▼クラウドファンディングページ（READYFOR）
https://readyfor.jp/projects/157083【「障害のある方が安心して暮らせる家」をもう1つ創りたい】