
「エビデンスある治療法」-国立大学による学会発表線維筋痛症に対する疼痛治療としての「緩消法」の可能性
2025.06.23
一般社団法人日本健康機構(所在地:東京都中央区、代表理事:坂戸孝志)は、2025年6月22日(日)、弘前文化センターにて開催された「第66回 日本心身医学会総会ならびに学術講演会」のシンポジウム8「線維筋痛症に対する心身医学によるアプローチ」において、鹿児島大学病院 心身医療科・網谷東方(あみたに はるか)医師が、「緩消法(かんしょうほう)」を活用した疼痛治療の可能性について発表を行いました。緩消法がエビデンス(科学的根拠)のある治療法として、国立大学より学会発表されたことを報道関係者の皆さまにお知らせいたします。
[シンポジウム8-1:線維筋痛症の疼痛治療における緩消法の可能性]
演者である鹿児島大学病院 心身医療科の網谷東方(あみたに はるか)医師は、線維筋痛症の特徴である広範囲の慢性痛や疲労、睡眠障害に対し、従来の薬物・心理・運動療法だけでなく、「筋肉の緊張緩和による疼痛改善」をめざす緩消法の導入例を紹介しました。
今回の発表では、緩消法の施行方法、理論的背景、さらには線維筋痛症患者への臨床適用例が紹介され、筋肉や筋膜への作用を含めた疼痛改善メカニズムの仮説が共有されました。特に、薬物療法に抵抗がある患者や、慢性的な症状に悩む方への補完的治療としての可能性が注目されました。
[緩消法とは]
緩消法は、(一社)日本健康機構代表理事で、理学療法士の坂戸孝志により考案された筋肉を安全にゆるめる独自の手技で、軽い押圧を加えながら筋肉の収縮と弛緩を繰り返すことにより、短時間(5~10分)で筋緊張を緩和し、痛みを軽減します。強い圧迫を必要とせず、筋組織へのダメージを与えない点が特徴です。
研究の詳細についてのお問い合わせや取材をご希望の場合はご連絡ください。
一般社団法人日本健康機構の事業概要
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- 事業名
- 一般社団法人日本健康機構
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- 業種
- その他の業種
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- 事業内容
- 2007年に開発された『緩消法(かんしょうほう)』の普及・研究活動
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- 所在地
- 中央区日本橋一丁目14番5号
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- 電話番号
- 03-6231-0860