
新感覚上野焼が創る未来 ~陶芸の里・上野再興のためのクラウドファンディング開始~
2025.07.14
福岡県福智町発 ― 400年以上の歴史を持つ伝統工芸「上野焼(あがのやき)」と現代的な感性が融合した新プロジェクト「新感覚上野焼2025」が、クラウドファンディングプラットフォーム「Creema SPRINGS」にて支援募集を開始しました。⇨https://www.creema-springs.jp/projects/neoagano-2025

茶器から生まれた”新感覚上野焼”を、生活にとりいれて。 多彩な釉薬が織りなす「日常の色彩美」
プロジェクト概要
新感覚上野焼(あがのやき)が創る未来 ~陶芸の里上野再興のため個展実現を!
募集期間:2025年7月10日~2025年10月7日(90日間)
目標金額:800,000円
プラットフォーム:Creema SPRINGS
プロジェクトページ:Creema SPRINGS内「新感覚上野焼2025」
https://www.creema-springs.jp/projects/neoagano-2025
プロジェクトの背景と目的
上野焼は、福岡県田川郡福智町を中心に400年以上続く伝統工芸です。
近年、後継者不足や市場縮小などの課題に直面しています。本プロジェクトは、伝統技法を守りながらも、現代的なデザインや新たな表現を取り入れることで、上野焼の新たな魅力を発信し、地域の再興と未来への継承を目指します。
●支援金の使途
上野焼の個展開催費用
●支援者へのリターン
ご支援いただいた方には、プロジェクト限定の新作上野焼作品や、個展招待券、陶芸体験ワークショップ参加権など、さまざまなリターンをご用意しています。
●窯元世良彰彦からのコメント
「伝統を守るだけでなく、時代に合わせて進化させることで、上野焼の新しい未来を切り拓きたい。皆さまのご支援が、上野焼と地域の未来をつくります。」
ご支援のお願い
本プロジェクトは、上野焼の新たな可能性を切り拓く挑戦です。地域の伝統と未来をつなぐため、皆さまの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。
数々の受賞歴を誇る世良彰彦氏の個展開催を目指し、「新感覚上野焼」の魅力を全国へ発信
【伝統の中から生まれた「新感覚上野焼」の特徴】
●多彩な釉薬が織りなす「色彩美」
豊富な種類の釉薬により、色とりどりの器を楽しめるのも新感覚上野焼の特徴です。絵付けはほとんどせずに釉薬流しや顔料の塗布でデザインされており、一つひとつ違った表情を見せてくれます。
●詫び寂びの精神をまとった「軽量・薄作り」と陶芸美
上野焼は非常に薄く作られており、とても軽いのが特徴です。口当たりもよく、手に馴染みやすい絶妙な重さも魅力です。茶の湯ならではの美意識が詰まっており、決して派手ではないけれど人を惹きつける存在感があるのです。
これを母体として生まれた「新感覚上野焼」は、茶の湯のみならず生活空間のあらゆる場面を華やかに美しく演出することから、末永く手にする人々に使ってもらいたいという世良の思いから創造されました。
「上野(あがの)」の名を広く世に届け、陶芸の里・上野の再興を目指します
【伝統工芸として受け継がれ来た「上野焼」〜福岡県の伝統工芸として〜】
伊万里焼や有田焼などの磁器と特徴は異なりながらも、同じ時代に似たようなきっかけで生まれた九州の伝統工芸の上野焼。
その独特の風合いと質感は、初期から高い評価を受け発展してきました。継承が途絶えた期間があったものの不屈の魂で復興され現在にいたります。
【安土桃山時代の「茶陶」】
安土桃山時代に広まりを見せた茶の湯は当時の大名たちの嗜みであり、戦国大名も戦の合間にこぞってより良い茶器を求めておりました。このうち戦国大名として、かつ茶人として当時第一人者でもあった細川忠興(千利休の弟子で「利休七哲」の一人、小倉藩祖)が、新領地となった小倉藩に朝鮮から陶工を招いて始まった茶陶生産が原点と言われています。
【上野焼作家、世良彰彦の経歴】
福岡県の窯元の一つ、八幡窯にて作陶に打ち込む世良さんは、美術という視点から上野焼の陶芸を追及してきました。
日展入選は30回以上、九州各県知事賞も多数受賞するなど、輝かしい経歴をもっています。その代表格として「風紋のトルソ」(日展第30回展入選作)、椿紋を全体に施した「月下のTSUBAKI」(日展改組 新 第6回展入選作)などが挙げられます。

筑豊百景プロジェクトの事業概要
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- 事業名
- 筑豊百景プロジェクト
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- 業種
- 商業・小売
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- 事業内容
- 経営コンサルタント(Web集客、マーケティング)
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- 所在地
- 田川郡福智町
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- 電話番号
- 09094957160