自費出版「海の向こうに見た夢」を、海外日系人協会やチリの学校や図書館に送りたい
2025.11.24
私たちは、故郷鹿児島で小さい時から近くに暮らしていた従兄弟の集まりで、東京に出てからも毎年従兄弟会を開催していました。この奇跡の出会いを本にしたいと思い、長兄の小野卓(三井物産出身)を発行責任者、制作統括小野敏彦(NEC出身)を中心に出版に取り組みました。
100年前、鹿児島からチリへ渡った一人の青年と、 近年チリから日本にやってきた現代の青年の感動の物語!
・失われていたと思われたその家族の物語が、2023年に奇跡的に再び繋がりました。
・日系人の心(Nikkei no Kokoro)、血筋や文化が薄れていく中でも、ルーツを大切にする心が、この本の制作でまた芽生えました。
・「南米チリに親戚がいる」という話は小野家従兄弟の各々が幼い頃から耳にしていま した。
・約100年前に、20代前半で鹿児島から南米チリへ渡り、二度と日本に戻ることのなかった小野太兵衛(1895-1969)、だが彼の足跡を辿る術はありませんでした。
・2023年に奇跡的にその子孫や親戚が見つかり、発行責任者小野卓の商社マンとしての熱意で、同年末に従兄弟の有志4名でチリを訪問し、現地の新たな親戚に大歓迎を受け、新たな家族の出会いが拡がりました。
・それ以前に幼いころから日本に興味を持っていた一人の青年Minoru(日系4世)がチリから日本にやってきたことで物語が大きく動き出しました。
「日系移民の歴史」や「多文化共生」そして「文化交流」や「歴史の継承」
・私たちは、この奇跡の出会いを纏めた書籍「海の向こうに見た夢」を、南米・チリの学校・図書館・教育機関へ届けたい。その活動資金を募ります。
・この本はチリに渡った日系移民の記録と家族の繋がりを丹念に紡いだ書籍です。
自費出版とし、基本的には日本及びチリの親戚および関係者の書籍ですが、単なるファミリーヒストリーにとどまらず、「日系移民の歴史」や「多文化共生」といった要素を含み「文化交流」や「歴史の継承」も合わせて、失われかけた家族の繋がりが100年を経て再び結ばれるという奇跡を丹念に描いた作品で、日本語・スペイン語・英語の3言語での記述となっています。
「日系人であるとはどういうことか?」
・日系4世のMinoruはチリの家族・親戚の中でも独学で唯一日本語を話せる存在でした。自身のルーツを探ると同時に日本への興味が大きく、いち早く「青年の船」で地球の反対側から渡航を決意。幼い頃からの夢を叶えつつ、鹿児島にも連絡を取ろうと試みたが、幸運にも2023年に日本の親戚と再会することができ、両親戚・家族は何十年もの連絡不通の後、交流を再開しました。
・本の制作を通して、Minoruは自らのアイデンティティと深く向き合い、日系人としての自覚と誇りを新たにし、たとえ異なる国に暮らしていても家族の絆はつながっていること、そして日系人が日本と移住先の文化をつなぐ架け橋であることの意義を再確認することになりました。
株式会社ベカント・グループの事業概要
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- 事業名
- 株式会社ベカント・グループ
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- 業種
- 観光・旅行
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- 事業内容
- 不動産・ホテル・観光
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- 所在地
- 江戸川区南小岩8-14-4-1108
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- 電話番号
- 09024566943








