JC広報部長が逆境をはねのける！鈴鹿のトレカショップに託された「母の夢」

三重県鈴鹿市のトレカショップ「OneTies in三重店」は、オーナーである母が情熱を注ぎ、一度は離れ離れになった家族を再び結びつけた大切な場所です。しかし、店は泥棒被害による存続の危機と、母のがん闘病という、中学生の妹が向き合うにはあまりにも重い二重の試練に見舞われます。「母が命がけで守った場所を、絶対に失わせてはならない」。その強い決意のもと、それぞれの道を歩んでいた3兄弟が再集結し、人生を賭

それぞれの「覚悟」と、チームでの挑戦

兄妹は互いの強みを活かし、チーム一丸となって困難に立ち向かっています。一度は社会から離れる時間を持った兄は、この店を社会との再会の場とし、誰よりも強い情熱で運営を支えます。弟は、安定した職を離れる大きな決断をし、冷静な視点で経営基盤の立て直しを図ります。そして、最も若い中学生（JC）の妹は、純粋な家族愛を原動力に「JC広報部長」としてSNSを駆使。その健気でまっすぐな発信は、多くの人々の心を動かし、店に新しい風を吹き込んでいます。

絆が生んだ「憩いの場」と、未来への希望

兄妹の団結は、母の願いであった「地域の人々に愛される場所」の実現へと繋がりました。兄と弟が中心となって企画し、敷地内にオープンさせたクレープ店は、妹のSNS発信も相まって、トレカファンだけでなく地域の家族連れや学生も集う温かい「憩いの場」となっています。泥棒の悪意や病魔という強大な敵に対し、兄妹が固い絆で結ばれたチームとして立ち向かう姿は、見る人に「一人じゃ無理でも、三人なら絶対に守り抜ける」という勇気と希望を与える、熱き挑戦の記録です。