【国内初】清掃ロボット「J35」がOcta Roboticsの「LCI認定プログラム」において、エレベーター・扉連携の両機能で認定を取得
2025.12.23
〜ビル内の完全自律移動を実現する「LCI Box」および「LCI Node」に対応〜
■フロアを跨いだ清掃が可能に
株式会社ホロイムアカンパニー(本社:大阪市西区九条1丁目26-9-301、代表取締役:田中久)は、当社が取り扱う清掃ロボット「J35」が、株式会社Octa Robotics(以下、Octa Robotics)の策定する、ロボット・建物間連携の標準規格に適合することを証明する「LCI認定プログラム」において、清掃ロボットジャンルとして国内で初めて認定(Level 1)を受けました。
今回の認定により、J35はOcta Robotics製インターフェースデバイス「LCI Box(エレベーター連携)」および「LCI Node(自動ドア・セキュリティゲート・手動ドア連携)」との高度な親和性が証明されました。これにより、人による介在を必要としない「フロアを跨いだ清掃」や「セキュリティエリアを越えた自動移動」を、より迅速かつ低コストでお客様へ提供することが可能となります。
■ 建物連携の「標準化」によるメリット
従来、エレベーターや自動ドアとの連携は、メーカーごとに独自のカスタマイズが必要であり、多大な工期とコスト、そして建物側の改修負担が大きな課題となっていました。
この度、J35がLCI認定(Level 1:標準仕様適合)を取得したことで、以下のメリットを導入施設へ提供いたします。
1. 導入コストの削減と短納期化
標準化された通信プロトコル(LCI規格)により、個別のシステム開発を最小限に抑え、スムーズな現場導入を可能にします。
2. 建物側の資産を有効活用(自動ドアから手動ドアまで)
LCI Box/Nodeを介することで、既存の多くの設備との連携が容易になります。特にLCI Nodeは自動ドアだけでなく、電磁錠付きの「手動ドア」との連携も可能なため、より複雑なビル動線に対応します。
3. 完全自動清掃の実現
エレベーターによる多層階移動(LCI Box)に加え、セキュリティ扉の通過(LCI Node)が可能になることで、清掃員がロボットを運搬・随行する手間を最小限にします。
■ LCI認定プログラムについて
LCI(Linkage Communication Interface)認定プログラムは、株式会社Octa Roboticsが提供する、ロボットと建物設備を連携させるためのマルチベンダー対応インターフェース規格です。
• LCI Box: エレベーターとロボットの通信を仲介し、フロア移動を制御します。
• LCI Node: 自動ドア、電動シャッター、セキュリティゲート、および電磁錠付き手動ドア等とロボットの通信を仲介します。
「J35」は、これらデバイスとの通信仕様および運用フローがLCI規格に準拠していることが確認された「LCI Certified」製品です。
株式会社ホロイムアカンパニーの事業概要
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- 事業名
- 株式会社ホロイムアカンパニー
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- 業種
- 商業・小売
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- 事業内容
- 清掃ロボットの販売事業
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- 所在地
- 大阪市西区九条1丁目26番9-301号
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- 電話番号
- 072-380-3960








