【UI全面刷新】ライト/ダーク対応、折りたたみナビ、ホーム最大24件──“見やすさ”と“迷わなさ”を徹底したStreamFab 7 Mac版

今回のアップデートでは、対応サービスの拡充と使い勝手の改善、4K対応、UI一新、そして複数サービスで報告されていた不具合修正をまとめて行いました。

UI改善

StreamFabは「StreamFab 7 for Mac」において、ユーザー体験の根幹となるUIを全面的にアップグレードしました。今回の改修で重視したのは、機能追加そのものよりも「目的の場所へ最短で辿り着けること」「情報が詰まった画面でも視線が迷わないこと」「作業が長時間に及んでも疲れにくいこと」です。動画のダウンロードは、設定・選択・確認・管理といった複数の工程が連続するため、UIの小さな摩擦が積み重なると“面倒さ”として表面化します。そこでMac版では、日常動作の一つひとつを分解し、使う順番に沿って導線を組み直しました。

象徴的な変更が、ライトテーマ／ダークテーマの搭載です。作業時間帯や部屋の明るさにより、読みやすさは大きく変わります。テーマ切替を用意することで、目の負担を軽減し、情報の判別をしやすくしました。また、左側のナビゲーションは折りたたみに対応し、必要なときだけ表示して、普段はブラウズ領域を広く確保できます。特にサービス一覧や作品一覧など、横幅があるほど情報量を保てる画面では、この効果が体感しやすくなります。

カスタマイズ

ホーム画面のカスタマイズも、Mac版の大きな強化点です。最大24件までストリーミングサービスを登録でき、よく使うサービスを自分の“定位置”に配置可能。これにより、起動直後の操作が単純化され、探す時間やクリック数の削減につながります。さらに、VIP／YouTube／成人向けページでは、サービスの表示順をユーザーが自由に並べ替えられるようになりました。利用頻度の高いサービスを上位に置き、不要なものは下げることで、一覧の視認性が上がり、目的のサービスに素早く到達できます。

操作効率を高めるための機能として、「お気に入り」と「新しいタブ」も追加しています。お気に入りは、頻繁に訪れるサイトをワンクリックで呼び出せるため、“いつもの場所へ戻る”動作が短縮されます。新しいタブは、新規サイトへアクセスする場面での切替を滑らかにし、複数サイトを行き来する使い方でもテンポを崩しにくくします。

また、アカウント関連のメニューは左下の「マイアカウント」に集約し、従来よりも迷いにくい配置へ整理しました。ユーザーアイコンはカスタマイズ可能となり、今後ユーザーセンターやフォーラムのアイコンと同期することで、各サービス間の統一感を高める予定です。加えて、ワンクリックで一時ファイルやブラウザキャッシュを削除できる機能も搭載し、日常のメンテナンスを簡素化しました。

改善点

DAZN保存機能を追加し、Disney+、Fandango at Home、Apple TVについて、4K HDR相当の画質でのダウンロードに対応しています。YouTubeダウンローダーのダウンロードエンジンを更新し、安定性と処理効率を改善しました。MP4形式でダウンロードする際のFFmpeg FastStartを、設定から有効／無効で切り替え可能にしました。ダウンロードした動画をメディアサーバー経由でストリーミング再生する場合、このオプションの利用を推奨します。後はFanzaやTubiなど一部の不具合を修正しました。

StreamFabは、機能の多さだけでなく“扱いやすさ”を競争力と捉え、今後もUIの継続改善とユーザーフィードバックの反映を進めていきます。
ダウンロードセンター
https://dvdfab.org/download.htm