3.11を前に、おのくんが、自販機になった。
2026.03.11
東日本大震災から15年。復興の記憶を、宮城の新名所に刻みます。東松島に来てくれたら、缶コーヒーの一杯でも買って飲んでくれるかもしれない。
駅前のベンチに座って、空を見上げてくれるかもしれない。
お母さんたちの話を、少しだけ聞いてくれるかもしれない。
東松島を知ってほしい。東松島に来てみてほしい。
おのくんは、そんな想いから生まれました。
あれから15年が経ちました。
あれから15年が経ちました。
2011年3月11日に何が起きたか、覚えている人は少しずつ減っています。15年。人の記憶がやわらかくなるには、十分すぎる時間です。
でも、お母さんたちは今も手を動かしています。あの日から続く一針一針が、今日もおのくんを生み出しています。
だから、おのくんも動きます。
2026年3月6日。宮城県栗原市の「自販機ミュージアム」に、おのくんのラッピング自販機が設置されました。
ボタンを押しても飲み物は出てきません。展示用です。
でも、この自販機の前を通りかかった誰かが「おのくん、って何だろう」と思ってくれたら。東松島のことを少しだけ調べてくれたら。そしていつか、本当に東松島に来てくれたら
そのときはきっと、缶コーヒーの一杯が、とびきりうまいと思うのです。
■ 設置概要
設置場所: 自販機ミュージアム(宮城県栗原市高清水大沢1-1)
設置日: 2026年3月6日
仕様: 展示用のため、商品の販売は行っておりません。
■ サン・ベンディング東北様への感謝
今回のラッピング自販機は、おのくんの力だけでは実現しませんでした。
北海道から北陸まで約34,000台の自動販売機を管理運営される株式会社サン・ベンディング東北様が、東日本大震災15年の節目にあたり、おのくんの想いに共感してくださったことで生まれた企画です。
サン・ベンディング東北様は、2025年3月に宮城県栗原市に「自販機ミュージアム」をオープンされました。約2,000坪の敷地にオンリーワンデザインのラッピング自販機が並ぶこの場所は、日本独自の自販機文化を世界に発信する拠点として話題を呼び、現在はギネス世界記録への挑戦も進められています。地域とともに歩み、文化を守り育てるその姿勢に、おのくんは深く共感しています。
「自販機の聖地」を本気で目指す方々が、東松島の小さなソックスモンキーに場所をくださった。そのあたたかさを、おのくんは忘れません。サン・ベンディング東北様に、心より御礼申し上げます。
自販機ミュージアム公式ページ:https://www.sunvending.jp/1683/
■ なぜ今、この自販機なのか3.11から15年目の話
おのくんを作っているのは、東松島のお母さんたちです。
15年前、津波で家を流された人たち。小野駅前応急仮設住宅で暮らしながら、慣れない針と糸で靴下を縫い始めた人たち。「めんどくしぇ」とぼやきながら、でも手を止めなかった人たち。
お母さんたちは今も、チクチクと縫い続けています。
15年経っても変わらないものがある。同時に、15年経つと薄れてしまうものもある。震災の記憶は、放っておけば静かに消えていきます。テレビの特集が終われば、タイムラインが流れていけば、日常が戻ってくる。それは自然なことです。悪いことではない。
でも、おのくんは思うのです。
忘れなくていい方法が、もっとあっていい。堅苦しくなくていい。構えなくていい。自販機の前を通りかかったとき、ふと目に入る。「あ、おのくん」。それだけでいい。そこから東松島のことを思い出してくれる人が一人いたら、お母さんたちの手仕事は、また一つ意味を持つ。
おのくんはいつだって、そういう「きっかけ」でいたいのです。
■ メタバース「空の駅」——現地に行けなくても、同じ空の下で
もう一つ、お伝えしたいことがあります。
今年の3.11に向けて、おのくんの実家「空の駅」をメタバース空間に再現するプロジェクトが進んでいます。
雲の上に浮かぶ駅。風の音だけが残る空間。そこには、18,423枚の桜の花びらが舞っています。東日本大震災で犠牲になられた方々、お一人お一人に、一枚ずつ。数は飾りではありません。ひとり分の祈りに、ひとつの席を用意したかった。
駅の上には、アナログの時計が浮かんでいます。時間を急かすためではなく、あの日のこと、人の顔、名前のない優しさを思い出すための針です。言葉にできなかった気持ち、届かなかった「ごめんね」や「ありがとう」。ここでは、それらを無理に整えなくていい。ただ、思い出していい。
そこに、おのくんがいます。黒いハットをちょこんと直して、丸い目でこちらを見て、大きな口で笑う。
「おら、おのくん。ここ、ただいまの場所だじょ」
現地に行ける人は、東松島の「空の駅」で。画面の向こうからなら、メタバースの「空の駅」で。栗原市を通りかかったら、自販機ミュージアムで。
どこからでもいい。どんな形でもいい。つながる入口は、一つじゃなくていい。
「ただいま」「おかえり」「いってらっしゃい」
おのくんは、そう言える場所を、これからも作り続けます。
■ 「めんどくしぇ おのくん」とは
宮城県東松島市で誕生した、靴下生まれのソックスモンキー。東日本大震災後、小野駅前応急仮設住宅で暮らしていたお母さんたちが復興への願いを込めて、一体ずつ手縫いで作り続けてきました。すべて色や表情・形が異なる"世界にひとつだけ"の存在です。「里親募集」という形で人々のもとへ迎えられ、東松島との縁をつなぐ象徴として全国に広がりました。世界防災フォーラム公式マスコットキャラクターとして、防災の大切さや震災の教訓を国内外に発信しています。活動拠点はJR陸前小野駅前の「空の駅(おのくんの実家)」です。
「私がうごく、愛でつながる、Aiで加速する」
iGo!愛Go!AiGo!
■ 関連リンク
おのくん公式サイト: https://onokun.com/
おのくん公式X: https://x.com/onokun1
おのくん公式X(Hayato): https://x.com/Hayator
レボリストLab :https://revolist.earth/archives/520
【本件に関するお問い合わせ先】
めんどくしぇ おのくん
公式サイト:https://onokun.com/
株式会社ソーシャルイマジンの事業概要
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- 事業名
- 株式会社ソーシャルイマジン
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- 業種
- エンタメ・アニメ
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- 事業内容
- エンタメ、WEB、プロデュース
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- 所在地
- 東松島市矢本字上新沼8
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- 電話番号
- 0225-90-3314





