社長が脳梗塞で緊急入院。残された社員23人の奇跡の逆転劇
2026.07.07
2025年12月末、WEB制作を行うエムダブ株式会社(大阪市、代表:森岡昇馬)の代表が脳梗塞で突如離脱。繁忙期の社長不在という最大の危機を救ったのは、1年前からの「徹底的な工程の分業化」でした。全プロジェクトを完遂し、現在は「社長への逆プレゼン」を通じた従業員主体の組織へ進化中。突然の危機を乗り越え、組織改革へと繋げた同社の半年間の軌跡を公開します。
繁忙期の年末に社長が突然の緊急入院。23名の組織を崩壊から救った1年前の備え
2025年12月末、WEB制作業界が最も慌ただしくなる年末の仕事納め直前に、代表の森岡が脳梗塞で緊急搬送されました。一時は意識不明の重体となり、現在もリハビリによる入院生活を余儀なくされています。
社員数わずか23名、最終決定の多くを社長が担っていた同社にとって、この事態は事業停止に直結しかねない最大の危機でした。しかし、この極限状態においても、エムダブの組織が崩壊することはありませんでした。
同社が致命傷を免れた要因は、約1年前から着手していた業務プロセスの徹底的な分解と、チーム制への移行にありました。それまで属人的になりがちだった工程の棚卸しを行い、各専門領域を明確に定義していたことが、崩壊を防ぐ最大の防波堤となったのです。
顧客満足度を落とさず全案件を完遂!社長不在の穴を埋めた「専門分業体制」の強み
ワンマン経営からの脱却を目指して進めていた「徹底的な工程の分業化」が、社長不在という未曾有の危機において真価を発揮しました。同社では、企画営業・アカウントプランナー、ディレクター、ライター、デザイナー、コーダー、運用推進、経理・総務といった各専門領域の役割と責任を明確に分担する体制がすでに確立されていました。
これにより、社長という大きな存在を失った状態でも、現場のメンバーが自律的に判断し、スムーズに業務を連携させることが可能となりました。
結果として、繁忙期であったにもかかわらず、顧客満足を一切損なうことなく、すべてのプロジェクトを遅滞なく完遂。属人的な体制から脱却していたからこそ、事業を継続させることができました。
「社長を待つ」から「自分たちが形作る」へ。病床の社長へ贈る「逆プレゼン」の全貌
業務は滞りなく回ったものの、社長の不在は「仕組み化しきれていなかった経営判断の空白」という新たな課題を浮き彫りにしました。しかし、現場のリーダーたちはこれを組織のピンチではなく「伸びしろ」と捉えたのです。
現在はリーダーたちが主軸となり、不在中に直面した課題を解決するための「新体制案」を自らまとめ、入院中の森岡へ直接プレゼンを行う試みを進めています。
「現場のことは自分たちがやる。社長は安心してリハビリに専念し、復帰後はより高い視点でビジョンを描いてほしい」。従業員が経営のバトンを自ら引き継ごうとするこの「逆プレゼン」こそが、エムダブがこの半年で手に入れた「真の従業員主体組織」への進化の証です。この事例は、多くの中小企業が抱えるBCP(事業継続計画)のリスクに対する新たなモデルケースとなります。
エムダブ株式会社の事業概要
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- 事業名
- エムダブ株式会社
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- 業種
- ネットサービス
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- 事業内容
- WEBサイトの企画および新規構築、WEBサイトのリニューアル企画および構築、WEBサイトの管理および運用代行、WEBサイトのシステム開発
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- 所在地
- 〒531-0072 大阪市北区豊崎3-15-4 ローツェⅡ 303号室
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- 電話番号
- 06-6372-3373









