“廃墟に泊まる”⼀棟貸しの宿、熊本・天草の霧深い⼭奥に誕⽣
2026.08.04
熊本県天草市の霧深い山奥、知らなければ辿り着けない"限界集落"。廃墟同然の元養蚕小屋を朽ちた風景ごと活かしてリノベーションした一棟貸しゲストハウス「INN FOG」が2026年9月20日グランドオープン。敷地内で育った木々を製材した檜など地域資源を使った建築が特徴。クラウドファンディングで81名の支援を受け実現し、"解像度の高い天草の旅"をコンセプトに、実りの秋の旅行先としてもおすすめ。
■ 開業の背景 ― 消えゆく集落の⾵景を、次の世代へ
INN FOGが立つ天草市本町・八久保地区は、18世帯から5世帯以下にまで減少した"限界集落"。
この地に生まれた一級建築士・西山真璃子さんは、東京で働くかたわら帰省のたびに集落が山に飲み込まれていく様子を目の当たりにし、危機感から二拠点生活を開始。「山暮らしを体験できる宿」の開業を決意しINN FOGプロジェクトを始めました。
開業までの経緯や天草・建築への思いは、熊本のラジオ局「熊本シティエフエム(WINDY)」にも出演し語っており、地元メディアからも注⽬を集めています。
西山さんは木育インストラクターでもあり、地元小学校の総合学習でも山に子どもたちと入る授業を行うなど地域教育に尽力。
施設名は、この地に霧が一面真っ白になるほど立ち込めることに由来します。
■ 施設の特徴
・ “廃墟に泊まる”客室:屋根や壁が朽ち始めていた養蚕⼩屋。その朽ちていく様も美しいものとして肯定的に受け⼊れ、解体せずに活かして客室としてリノベーション・再⽣。
・ 地域資源を活かした建築:敷地内で育った⽊々を伐採・製材して使⽤。祖⽗の代に植えられ、ちょうど伐採期を迎えていた⽊々です。塗装作業も⾃分たちの⼿で⾏い、⼭の⾵景に馴染む意匠に。
・ 客室の窓からの眺め:窓の外には、毎年⼿摘みしている茶畑が広がり、朝には美しい朝焼けを望むことができます。
・ 隠れ家のような⼀⼈⽤の客室空間:朝⽇が昇ったら起き、⽇が沈んだら眠る──そんな当たり前の暮らしを、静かにひとりで味わえる隠れ家のような客室です。
・ ⼀棟貸しの客室2室:静かな⼭の環境をゆったりと堪能できる、暮らすように泊まれる空間。
・ キャンプ、焚⽕カフェ、⽇帰り体験も利⽤可能:ゲストハウスへの宿泊だけでなく、キャンプや焚⽕カフェ、⽇帰りでの体験利⽤も対応しています。
・ アクセス:天草空港から⾞で約15分、天草市街地・⻄海岸の下⽥温泉へも約20分。天草周遊の拠点としても好⽴地。
■ 季節ごとの「⼭暮らし」体験メニュー
都会の喧騒を離れ、デジタルデトックスをしながら“普通の⼭暮らし”を体験できるのがINN FOGの魅⼒です。季節に応じて、以下のような体験メニューを⽤意しています。
・ ⼭菜、タケノコ取り(3〜5⽉)、お茶摘み(4⽉下旬)、⼭椒取り(5⽉)、梅酒作り(6⽉)、シソジュース作り(7⽉)、⼲し柿作り(9⽉)、椎の実のおつまみ作り(11⽉)
・ 集落てくてくツアー:地元⺠とおしゃべりしながら、観光マップには載らない、地元⺠しか知らない場所を散歩して案内(通年)
・ ⼥将や地元のお⺟さんたちと⼀緒に作る⽥舎料理体験(だご汁など、天草の郷⼟料理)
・ 森林ヨガ、陶芸体験など、多彩な体験プランを展開
INN FOGの事業概要
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- 事業名
- INN FOG
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- 業種
- 観光・旅行
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- 事業内容
- 宿泊業
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- 所在地
- 天草市本町本6418-32
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- 電話番号
- 09070504775









