広島県三原市がプロのクリエイターとコラボしたラジオドラマを全国に発信

広島県三原市と地元高校生、そして三原市出身のシナリオライターが『三原を盛り上げ、全国に発信する』ことを目的に、そのプロジェクト第一弾としてラジオドラマを制作した。三原がどう変わっていくのか、是非これからも注目し続けてほしい。

◆始まりは

広島県三原市には隣接する尾道などと比べると、観光地としてのイメージはあまり持たれていないのが現実だろう。

そこで、ローコストで町を盛り上げる施策として始まったのが、作家の白木原怜次（三原市出身）の発案を元にした『三原市×クリエイター』というプロジェクトだ。

デジタルコンテンツの制作や新しい文化の創出、そしてそれらを発信していくことは、観光資源に恵まれていなくとも、できることである。

◆第一弾としてラジオドラマを作ろう

ラジオドラマはコンテンツの中でも特にコストを抑えて作ることができる。今回、三原市は地元の高校生を主要登場人物のキャストに起用して、市内での話題性を確固たるものにした。一方で、その他の登場人物には発信力のある声優・YouTuberなどを起用し、東京に向けたアピールも怠っていない。

◆どんなラジオドラマなのか

ミステリの執筆を得意とする白木原怜次は、それを活かしつつ、三原での日常と青春をハートフルな形に落とし込んだ。物語の舞台はもちろん三原市であり、3年ぶりに開催される『やっさ祭り』もテーマに盛り込んでいる。

それ故に新聞にも取り上げられ、話題性を獲得した。

◆放送日時と聴取方法

『FMみはら』で放送される。

日程は13日（土）16時～　14日（日）13時～

インターネットからでも聴取可能であり、全国で聴くことができる。