【SDGs】100年の時を刻むアンティーク着物を再活用し、着物の新しい価値を世界へ広める!
2023.03.25
鎌倉にアトリエを構えるマリエフルリール大正浪漫店では、日々の活動の中でアンティーク着物という昔の職人さんの技術の結晶である着物を後世にバトンを繋げるように動いています。その一環として、来たる5/21にアジア最大級の国際的アートイベントのデザインフェスタにて、アンティーク着物を再活用した新しいファッション(フクキモノ)を提案する運びとなりました。
初めまして、私は神奈川県鎌倉市で装飾品デザイナーとしてアトリエを構えて活動している梅澤杏奈と申します。
私は日々の活動の中で、アンティーク着物という昔の職人さんの技術の結晶である着物を後世にバトンを繋げるように動いています。
その一環として、来たる5/21にアジア最大級の国際的アートイベントのデザインフェスタにて、アンティーク着物を再活用した新しいファッション(フクキモノ)を提案する運びとなりました。
このショーを開催する意図は、
「日本の古き良き着物たちが新しくカタチを変えて行くことの価値」について多くの方に知って頂ければ、日本文化の新しい伝承になるのではないか?と考えたからです。
そう強く思う背景には、3/3に行われたパリでのファッションウィーク(通称パリコレ※1)での舞台でアンティーク着物の生地を使った小物が高く評価されたのに対し、
日本ではアンティーク着物の価値は低く不要品とされているという「価値観のズレ」に違和感を感じたからです。
※1 パリコレ出展は単独ではなく、スーツブランドRe.museのコレクションの一部として出品いたしました。
海外で評価される日本の古き良き着物を、現在の日本でも活性化出来たら、着物文化の発展にも衣料品の廃棄量減少にも少しでも寄与できるのではないかと考えております。
現在の私たちは日常に着物を着なくなり、代々譲り受けたアンティーク着物たちは「タンスの肥やし」になってしまっています。
古い着物は、経年劣化もあり買取で価格がつかず結局ゴミとして捨てられてゆくことが多いです。
私はそんなアンティーク着物たちを今の時代にも活かすための様々な活動(ファッションショーや小物展示会など)をおこなってきました。
その中で正直、とても悔しい思いをしてきました。
例えば同業者の方に「着物のアップサイクルした小物に高い価格を付けてるなんてあり得ない!」「アンティーク着物なんて見窄らしい!!現在の着物の価値が下がってしまう!」と言われたこともありました。
その経験から「古い着物=価値がない」という常識の破壊を起こす必要があると考えました。
元々は50万、80万、100万以上(現在の価格で換算すると)するような着物や帯たちです。それをアップサイクルし、カタチを変えて新しいものを作れど、なぜか今の市場でこれを販売するときは数千円~1万円程度になっているのが現状です、、、
こんなことをしてたら、日本文化として価値があるはずの古き良き着物はどんどん価値がなくなっていってしまうと危惧しています。
かくいう私も今までアンティーク着物の価値を伝えたいのに、うまく価値を伝えられずに安売りしている部分がありました。
しかし、今こそ、それをやめてアンティーク着物をアップサイクルしていくこと自体の価値を高めたいと考え、実際に素晴らしさを見てもらえる機会を作ろうと思って今回のように大きなデザインフェスタでショーを行う次第です。
大変お忙しいとは存じますが、より多くの方々に「フクキモノ」のショーを実際にご覧頂き、着物文化の発展のために応援頂ければ幸いです。
何卒よろしくお願いいたします!
マリエフルリール大正浪漫店 梅澤杏奈
株式会社Mari’ee Fleurirの事業概要
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- 事業名
- 株式会社Mari’ee Fleurir
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- 業種
- ファッション
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- 事業内容
- アンティーク着物をアップサイクルした装飾品販売
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- 所在地
- 鎌倉市大町1-7-1
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- 電話番号
- 0467378676