【Ethical Fashion】サーファーが制作するバリ島の伝統工芸を取り入れた「フェアトレード・アクセサリー」
2023.06.12
サーファーズ・アクセサリー・ブランド「DOUGHNUT NECKLACE(ドーナツネックレス)」の制作・販売を行うチャプター1(2009年創業)では、インドネシア・バリ島の貧困問題に対するサスティナビリティな支援活動の一環として、フェアトレード製品を取り入れたハンドメイドアクセサリーの制作・販売を本格的に開始しました。
全てのデザインを手掛けるブランド創設者の「白波瀬(しらはせ)」は海のない大阪育ち。サーフィンとの出逢いからその魅力にはまり、ハワイ・伊豆~千葉へと波を求めて移住。旅先でみつけた自然からのメッセージや、サーフィンを通じて出会った人々から感じ・学んだ事がサーファーならではのオリジナリティあるデザインを生みだす原点となってきました。
20年程前にパートナーである「内藤(ないとう)」と共にサーフトリップで訪れたバリ島の波・文化・エネルギーに満ちた人々に魅了され、現在は日本⇔バリ島を中心に往来。2009年よりデザイナー兼クラフトマンとして内藤と共にチャプター1として活動を続けています。
長年サーフトリップで訪れているバリ島では、近年のインドネシア経済成長の裏で拡大する格差問題を実感してきました。これまでも衣料品の寄付などの支援を行ってきましたが、チャリティ的な活動ではなく持続可能な仕事へ発展する仕組みづくりが問題解決には必要です。
サステナビリティな支援活動の一環として、バリ島の伝統工芸を自分達の作品に取り入れたフェアトレード商品の制作を考えていました。
特にシルバー線とシルバー点を繋ぎ作られる銀細工はとても魅力的で、自分たちの作品に取り入れることは永年の夢でもありました。
しかし、魅力的な技術とは裏腹に大らかな国民性ならではのアバウトさがブランドのラインナップとして展開していく事を踏みとどまらせていました。
持続可能な仕事にしていくにはお互いが平等な関係でなくてはなりません。フェアトレードを実施するには自分達のビジネスパートナーとして共に仕事ができる理解者を見つけることがまずは必要でした。
2019年シルバー職人「イ・マデ・ウィディアルサ(通称:ウィディ)」との偶然の出逢いから、永年の想いが現実となります。彼はこれまで出会った誰よりも真面目で意思の強い職人でした。「彼ならきっとできるはず!」そう確信します。
まずは一人から。継続的な仕事となる仕組みの理解者を作ることがこの先の発展へと繋がると考えています。
2023年ニューリリースされたのはシーンに合わせてカスタマイズできる変貌自在の《2WAY collection》
オリジナルサイズでのオーダーも可能で、ブレスレット・アンクレット、ネックレスは全てユニセックスで着用できるサイズ展開となっています。
■バリ島以上に貧困問題を抱えている国や地域は世界中にもっとあると思うけれど、口先だけのSDGsやエシカルフェッションでなくサーファーの自分達2人が現実的に実行できる事って、バリ島の人々との繋がりしかないんですよね。大きな企業などの取り組みから考えたらほんのちっぽけな事かもしれませんが、コロナ禍で観光業がメインとなるバリ島が大きく影響をうけていた中でも継続的に仕事を提供できていた事は良かったと思います。
長年訪れてきたバリ島にはまだまだ沢山の魅力的なハンドメイド技術があるんですよ。アクセサリーに関わらず私達のサイトが販売の窓口として今後も稼働するようにと考えています。
商品詳細は公式サイトをご覧ください
https://www.chapone.net/
チャプター1の事業概要
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- 事業名
- チャプター1
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- 業種
- ファッション
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- 事業内容
- アクセサリー制作・販売
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- 所在地
- 〒260-0002 千葉県千葉市中央区旭町2-2 1F-B