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松下誠子「中庭の束縛」展

2024.01.19

FUJI GALLERY SHINJUKU
イベント情報 その他の業種 東京都

西新宿のヒルトン東京 地下1階に位置するフジギャラリー新宿では、2024年2月2日(金)より2月25日(日)まで、松下誠子のドローイングを一挙に紹介する「中庭の束縛」展を開催いたします。

松下誠子は、1990年代のセメントの球体と鉄を用いたインスタレーションに始まり、クチバシのオブジェやパラフィン紙のドレス、羽根やワックス、そしてフェルト生地を使った立体作品、パフォーマンス、アニメーション、写真など、しなやかに素材や表現方法を変えながら日本はもちろん、世界各国で作品を発表してきたアーティストです。ありふれた異常に満ちた社会とその中で生きる人間、とりわけ女性の脆くて傷つきやすくも強靭な内面を豊かに表現しています。

長い制作活動の源流とも言えるドローイングの数々は、人間の深部を洞察してきたアーティストが抱く人のイメージを繊細かつ大胆に描き出した作品ばかりです。

【アーティスト・ステートメント】
ようやく足を止めることが出来たので、自分の中に中庭をつくってみる。外への出口がない中庭だが、時間の振幅は詰められる。ずうっと以前に描いたドローイングと向き合うためであって、たとえそれが主観的な愛着が強く作用するとしても、忘れてしまったプロセスを思い起こし、新たな物語を発見するのにはちょうどいい。テーマが合わなくて展示をしなかったものもあるが、ただ描くためだけに描いたものがある。その中庭で、自分を自分で包んでみた時にでる余剰のようなものに出会えるだろうか。出会えたら中庭の束縛を破って外への出口をつくろうと思う。

【松下誠子について】
北海道函館市出身、神奈川県在住。
共立女子大学卒業後、金工を学ぶ

〈主な個展〉
2023 落下する玩具 ― 良心をさがして(太郎平画廊/東京)
2022 Mother’s Voice-Images for the animation(ALELIER・K/横浜)
2021 燃えるスカート(UMAKART Gallery/ブルノ/チェコ)
    不可侵のパラフィンドレス・リボンのキャンペン(学習院女子大学文化交流ギャラリー/ 東京)
2022 家の舌(RED AND BLUE Gallery/東京)
2018 革命前夜2 - 風景が変わる時(RED AND BLUE Gallery/東京)
2017 Gun-zo(Gallery Hasu no hana/東京( 2014 赦される庭 )
2016 Security Blanke(パフォーマンス&インタビュー)( ギャラリー・ルデコ/東京)
2014 わたしの中の異物 - ヴァイオレンス(東邦画廊/東京)
2012 わたしの中の異物(双ギャラリー/東京)
2010 INNER - 彼女は自分の事で忙しい(Soh Gallery K3/東京)
2002 Security Blanket(パフォーマンス&インタビュー)(アート・ポジションズ/マルセイユ/フランス)
2001 Zone of Retardation(ギャラリー・モニカプレス/ドイツ)
    Security Blanket(パフォーマンス&インタビュー)(ケルン アルトシュタッド/ドイツ)
2000 Self Portraits(アンザイアート・オフィス/東京)
1999 ガレリアキマイラ/東京
1998 遅滞(ギャラリー・クラマー/東京)
1997 微妙な消息(インフォミューズ/東京)
1994 球に向かう瞬間の中有(ギャラリー日鉱/東京)
1992 微笑(ギャラリーK /東京)

〈主なグループ展〉
2023 Summer Exhibition 2023(Galleri Heike Arndt DK/ケティンゲ/デンマーク)
    あなたが眠りにつくところ(ジョイス・ラムと二人展)(藤沢アートスペース/神奈川)
    Women’s Lives 女たちは生きている(さいたま市プラザノースギャラリー/埼玉)
2022 Galleri Heike Arndt/ベルリン&ケティンゲ/ドイツ&デンマーク
2021 Loop展(工房親/東京)
    Das Fremde in der Isolation - 孤立のストレンジャー(Hall Zollstock/ケルン/ドイツ)
2019 彼女たちは叫ぶ、ささやくーヴァルネラブルな集合体が世界を変える(東京都美術館)
2017 本当のことは言わない(HAGISO/東京)
2015 HOSPITAL ART(Hasu no hana/東京)
2013 秘境を求めて(洞窟現代/神奈川)
    五人展(東邦画廊/東京)
2012 ART田ノ島39(野外展/豊橋)
2010 双ギャラリー25周年記念展(Soh Gallery K3/東京)
2006 Art Full アート湧くはけの森(小金井市立はけの森美術館/東京)
2001 Belle de jour(アーヘン/ドイツ)
    Zalzmannbau(デュッセルドルフ/ドイツ)
1999  Zoomo, Stadtische Kunstsammlung Escweiler(エシュバイラー/ドイツ)
1998 Tokyo Rooms(ギャラリー アーティクル/ケルン/ドイツ)
1996 Nature-Material and Image(アートハウス美術館&エンハロット美術館/イスラエル)
1995 褄恋芸術祭(野外展/褄恋高原)
1992 方法作家会議国際交流展(ソウル市文化芸術振興院/韓国)
    SEISEI(チョンオンギャラリー/釜山/韓国)

FUJI GALLERY SHINJUKUの事業概要

    • 事業名
    • FUJI GALLERY SHINJUKU
    • 業種
    • その他の業種
    • 事業内容
    • アートギャラリー
    • 所在地
    • 新宿区西新宿6-6-2 ヒルトン東京B1F Space32
    • 電話番号
    • 03-6279-0049

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