「普通に死ぬ～いのちの自立～」ここからの10年を考える

愛知県一宮市で活動する「NPO法人さぼてんの花」では、法人創立10周年記念イベントとして、2024年5月12日（日）に【「普通に死ぬ～いのちの自立～」ここからの10年を考える】と題し、ドキュメンタリー映画の上映会とトークイベントを開催します。

愛知県一宮市で活動する「NPO法人さぼてんの花」では、法人創立10周年記念イベントとして、2024年5月12日（日）に【「普通に死ぬ～いのちの自立～」ここからの10年を考える】と題し、ドキュメンタリー映画の上映会とトークイベントを開催します。

さぼてんの花は、「医療的ケアが必要であった私（代表理事）の娘やその同級生が利用できるサービスがない」という状況の中で、親としてある施設へ見学に出かけた際に、その施設の代表さんからあった【なければ創ればいい】とのコトバをきっかけにはじまりました。

【重症心身障がい児者と関わるすべての人のしあわせな地域生活を目指します】を理念に、2014年10月に重症心身障がい児デイサービスぷんと（児発2名、放デイ3名　計5名定員）を開始。定員を超えるご利用希望をいただき、2016年4月には2か所目となる重症心身障がい児デイサービスころんを開始しました。

その後、わたくし個人の話になりますが2018年に娘を亡くし…2021年には運営する事業所は行政処分を受けました…この10年、プラスな事もマイナスな事もありましたが、2021年には目標にしていた生活介護事業も、自社の新築物件にて開始でき、不十分ではありますが入浴サービスも提供できるようになりました。

さぁ、これからの10年をどうしていくか。親も年齢を重ね、介護負担は増えていきます。親が老いても亡くなっても、地域の中で暮らしていけるようにしなくてはいけません。【死】というものにも向き合わなくてはいけない時がきます。

そこで今回、ドキュメンタリー映画「普通に死ぬ～いのちの自立～」（マザーバード社）を皆様と共に鑑賞し、重症心身障がい児者本人やその家族にはどんな困難があり、どのような現実を生きているのか、そんな中で自分たちはどうしていくのか等を、共に考えていただきたいと思います。

上映後は監督さんのトークイベントも企画しています。

ここからの10年を、本人・ご家族さまだけでなくサービス従事者、地域の方々、行政の方等共に考えていただけたらと思います。

5月12日（日）の上映会にぜひ、お越しください（要事前申込）。
申込フォーム⇒ https://forms.gle/zppDFWarduEyLKC17