副業で「思うように稼げない」と嘆く人が約6割【297人に調査】
2025.01.06
近年、副業が注目を集める中で、多くの社会人が新たな収入源やスキルアップの手段として取り組んでいます。 今回、自社調査により、現在副業をしている20歳以上の社会人を対象に、働き方や収入、副業の種類、選択のポイントなど多岐にわたる調査を実施しました。 今回の調査報告では、297人の回答をもとに、副業に関するリアルなデータと興味深いエピソードをお届けします。
副業の課題や不満として「思うように稼げないこと」を挙げる人が全体の59.6%
副業に関する課題や不満として最も多く挙げられたのは、「思うように稼げないこと」であり、これは全体の約6割(59.6%)という非常に高い割合を占めました。この結果から、多くの人が副業を始める際に期待していた収入と現実とのギャップに悩んでいることがわかります。特に、副業を始めた理由として「収入アップ」を挙げる人が圧倒的に多い中で、この課題が最も大きく感じられていることは注目に値します。
また、副業に対する時間的な制約についても一定の課題が見られ、「時間が足りないこと」と感じている人は全体の13.5%に上りました。忙しい本業や日々の生活の中で副業に割ける時間を確保することが難しいという現実が浮き彫りになっています。このような人々は、副業に取り組みたいという気持ちはあっても、時間的な制約が障害となり、十分に成果を上げることができていないと考えられます。
一方で、「不満は特にない」と回答した人も全体の10.4%存在しており、彼らは副業をポジティブに捉え、充実した副業ライフを送っていることがうかがえます。こうした人々は、自分のペースで無理なく副業を進めており、収入面や時間の使い方に満足している可能性があります。また、やりがいを重視し、自分に合った副業を選んでいることがこの満足感につながっているのかもしれません。
全体の89.5%が月収5万円以内
副業での月収に関する調査結果では、「1万円未満」と「1~5万円」の層がどちらも44.7%(133人)と同率で最も多く、全体の89.5%が月収5万円以内という現実が浮き彫りとなりました。一方で、10万円以上を稼ぎ出している人はわずか2.6%と少数派。この数字から、多くの人が副業を手軽な収入源として活用する一方で、一握りの人だけが本格的に収益を上げていることが伺えます。
全体の43%(129人)の方が「1週間に5時間未満」副業に費やす
副業にかけられる時間について調査した結果、全体の43%(129人)の方が「1週間に5時間未満」と回答。一方で、5~10時間費やせる人も35%(104人)おり、副業にしっかり取り組む姿勢が見られました。さらに、20時間以上も費やせる熱心な方はわずか7%と少数ながら存在し、彼らの情熱が際立っています。この結果から、副業への時間配分が多様であることが浮き彫りとなりました。
株式会社ゼクノの事業概要
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- 事業名
- 株式会社ゼクノ
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- 業種
- ネットサービス
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- 事業内容
- Webメディアの運営および管理
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- 所在地
- 大阪市北区梅田, 大阪駅前第2ビル12-12
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- 電話番号
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