
音楽・書・映像で描く、ベートーヴェンから広がる芸術空間──シリーズ「ベートーヴェンとともに」第6回宮本聖子ピアノリサイタル開催のお知らせ
2025.07.31
2025年の大阪・関西万博が掲げる「いのち輝く未来社会のデザイン」は、テクノロジーや文化の力によって、人間の心や感性が豊かに響き合う社会の実現を目指すメッセージでもあります。本公演は、そうした未来志向の理念に呼応し、「音楽」「書」「絵画映像」という異なる芸術表現を融合させることで、人間の感性・多様性・創造性を体感できる場を提供いたします。 ベルリンで研鑽を積み、現在は大阪を拠点に活動するピアニスト宮本聖子が、シリーズ第6回となるリサイタルを、万博イヤーにあたる2025年9月に開催いたします。クラシック音楽を初めて聴く方にも親しみやすく届けることを理念とし、解説トークや書作品の展示、演奏中のプロジェクター映像を通して、多角的な芸術体験をご提供します。
シリーズ「ベートーヴェンとともに」について
2020年のベートーヴェン生誕250年を機にスタートし2027年の没後200年に向けて展開する全8回構成のシリーズ。ピアニスト宮本聖子がベートーヴェンのピアノ・ソナタを軸に、作品解釈・芸術観・作曲家の人間性に迫るトークを交えながら、「クラシック音楽をより身近に」届ける場として、多くの共感を集めています。
各回では設定されたテーマに沿って、その世界観を視覚的にも深めるために、演奏者自身が書を制作し、会場に展示しています。演奏、トーク、書によって織り成されるシリーズは、単なるコンサートではなく、ベートーヴェンと共に旅する思想と感性の体験です。時代と洋の東西を超えて響くその精神が、参加者一人ひとりの心に語りかけます。
第6回テーマ:「ドイツとフランス 響きのコントラスト」
本公演では、ドイツの理性的で文学的な音楽(バッハ・ベートーヴェン・シューマン)と、フランスの絵画的で幻想的な音楽(ドビュッシー)を対比させながら、それぞれの国に宿る精神性や芸術観を浮き彫りにしていきます。
演奏中には楽曲のイメージに呼応する絵画をプロジェクターで映し出し、視覚と聴覚が交差する空間を創出。宮本自身による書作品の展示もあわせて、音楽・書・映像が織りなす多様性と共創の世界をご体験いただけます。
ドイツ・フランス・日本の文化や美意識、理性と感性の違い、文字と響きの余韻など、複数の文化的要素が交差することで、芸術に対する理解が広がり、心が動かされる瞬間が生まれます。
こうした体験を通じて、“聴く人・観る人・感じる人”として誰もが参加者となり、国や世代を越えて人と文化つながりを実感することができる場は、万博が目指す未来社会への一歩を示すものと考えています。
プログラム・公演概要・お問い合わせ先
プログラム
• J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 第6番 ニ短調 BWV875
• L.v.ベートーヴェン:ピアノソナタ 第17番 ニ短調 Op.31 No.2「テンペスト」
• R.シューマン:アベッグ変奏曲 Op.1
• C.ドビュッシー:前奏曲集 第2集
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公演概要
• 日時: 2025年9月21日(日)14:00開演(13:30開場)
• 会場: 豊中市立文化芸術センター 小ホール
• 出演: 宮本聖子(ピアノ・書)
• 入場料: 一般 3,500円 / 学生 2,000円(全自由席)
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取材・報道のお願い
万博イヤーに呼応する地域発の芸術活動として、多様な感性が響き合う本公演は、音楽と文化が未来社会とどう向き合えるかを考えるきっかけにもなります。
ご多忙とは存じますが、ご取材・ご報道いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
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お問い合わせ先
ムジークホフ
Email:musikhof@gmail.com
TEL/Fax:06-6386-2364
リサイタル詳細ページ https://seikomiyamoto.com/concert250921/
ムジークホフの事業概要
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- 事業名
- ムジークホフ
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- 業種
- エンタメ・アニメ
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- 事業内容
- コンサート企画開催
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- 吹田市江坂町2-11-26-1
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