
クラウドファンディング【グリーフケア】がん遺族の想いで描く共感ムービー制作プロジェクト
2025.09.16
私たちは一般社団法人Heart Care Salon木洩れ日と申します。神奈川県横浜市を拠点に、がん患者の家族や遺族への寄り添い支援を行う非営利団体として、2024年9月に活動をスタートいたしました。 グリーフケア(悲嘆のケア)という言葉や概念は、世の中にはまだまだ浸透していません。辛い経験をした人に寄り添うことが当たり前の世の中になって欲しい、病的な悲嘆で苦しむ人を減らしたいと願っています。がん遺族が発信する映像作品を通して、沢山の人にグリーフケアの事を知って貰い、周りにそのような人が居た時には気付いてそっと寄り添って欲しいという強い思いから、今回の映画制作プロジェクトを立ち上げました。がん遺族の方には、映像の力を借りて、「辛い経験をしているのは自分だけではない」ということを感じて頂きたいです。

このプロジェクトをはじめるきっかけ——映像作品制作に挑戦します
実は私たちスタッフは全員が『がん患者遺族』です。大切な家族をがんで見送った経験を持つ私たちだからこそ、同じ境遇にいる方々の心に寄り添うことができると信じています。
家族の闘病期間を支えた後に大切な人を見送った経験は、それはそれは辛く、特に当団体代表理事は、病的な悲嘆にまで陥ってしまいました。あの時の孤独感、どうしようもない悲しみ、そして『なぜ自分だけが』という思いは、今でも鮮明に覚えており、その時に出逢ったのがグリーフケアでした。
今回制作したいのは、グリーフケアに関するショートムービーです。映像の力を借りて『辛い経験をしているのは自分だけではない』ということを、より多くの方に感じて頂きたいのです。言葉だけでは伝えきれない感情や体験を、映像なら表現できると考えています。SNSでも届きやすく、見た方が共感とつながりを感じられるような作品を目指しています。
そしてこのショートムービーは、単なる映像作品ではありません。グリーフケアの概念を広く社会に伝え、辛い思いを抱えている方々に『あなたはひとりじゃない』というメッセージを届ける大切なツールです。
現在がんで家族を支えている方、すでに見送った経験のある方、そして支援に関わる専門職の方々にとって、心の支えとなる作品にしたいと考えています。
クラウドファンディングにチャレンジしています——あたたかいご支援をお願いいたします
立ち上げてからまだ1年の団体ですので、皆さまに知っていただくことと資金調達を目指して、この度クラウドファンディングを行っています。
以下のサイトからアクセスいただけます。
https://camp-fire.jp/projects/883401/view
クラウドファンディング終了後、すぐに本格的な制作に取りかかり、約3ヶ月での完成を予定しています。完成次第、支援者の皆さまへお届けし、その後一般公開を行う計画です。
グリーフケアが当たり前の社会になること。辛い経験をした人に自然に寄り添える優しい世の中になること。それが私たちの願いです。
このプロジェクトは、同じ思いを抱く皆さまとともに歩んでいきたいと思っています。どうぞあたたかいご支援をお願いいたします。

(一社) Heart Care Salon 木洩れ日の事業概要
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- 事業名
- (一社) Heart Care Salon 木洩れ日
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- 業種
- その他の業種
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- 事業内容
- がん患者家族・遺族への寄り添い支援
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- 所在地
- 神奈川県横浜市