佐々木莉央・佐藤結 二人展「木魂 – Kodama」 ―彫と焼き絵、二つのまなざし―

仙台のアートギャラリーGallery Windmillでは、木彫と焼き絵（ウッドバーニング）という“木”をめぐる二つの技法で、木の温かさと生命力を掘り下げる二人展「木魂 – Kodama」を2025年11月22日（土）から28日（金）まで開催します。
木を素材に、立体と平面（半立体）が一つの会場で呼応する構成。会期中は無休・入場無料です。

●展覧会について 本展タイトル「木魂」は“樹木に宿る精霊”を指し、木という生命に作家の想いと表現が吹き込まれた作品世界を示唆します。 木彫の立体と、焼き絵の平面（半立体）という異なるアプローチで、“木の風合いを活かした巧緻な表現”が立ち上がる場をつくります。 　 木の温度、手の痕跡、木目の時間。彫刻刀で刻まれた量感と、ウッドバーニング（焼き絵）が描く繊細な線が呼応する二人展です。素材の温かさと生命力を“見る・感じる”体験を感じてください。

●アーティスト詳細・コメント
① 佐々木 莉央 / Rio Sasaki
1993年　宮城県仙台市生まれ
2016年　岩手大学 教育学部 卒業
2018年　宮城教育大学大学院 修士課程 修了
現在　東北生活文化大学高等学校 教諭
宮城教育大学 非常勤講師　 宮城県芸術協会 彫刻部 会員
アーティストコメント
木という素材のもつ温かさや生命力に惹かれ、形あるものをどのように表せるかを探りながら木彫に取り組んでいます。木と向き合う中で生まれる形には、自分の想いや手の痕跡が宿ります。
本展では、木が語りかけてくるような存在感を感じていただければ幸いです。

② 佐藤 結 / Yu Sato
1996年　宮城県仙台市に生まれる
2021年　宮城教育大学教育学研究科教科教育専攻
　　　　　美術教育専修　修了
木を焦がして描く「焼き絵（ウッドバーニング）」による女性像を中心に制作。
東京・仙台を中心に個展・グループ展を多数開催。
宮城県芸術祭賞ほか受賞多数。
アーティストコメント
木に焼き絵を施すとき、私が大切にしているのは木目です。
そこには、木が生きてきた証と、自然が描いた時間の記憶が流れています。
その線に導かれるように、女性像や情景を重ねながら、新たな物語が宿るように描いてきました。
「木魂」では、木と私がともに紡いだ、静かな物語を感じていただけたら嬉しいです。

●開催概要
【開催概要】
イベント名称 　：佐々木莉央・佐藤結 二人展「木魂 – Kodama」
開催期間 　：2025年11月22日（土）– 11月28日（金） 12:00–19:00（最終日17:00）
※会期中無休／入場無料。
開催場所 　：杜の都ものづくり大学®内「ギャラリーウィンドミル/ Gallery Windmill」
（〒980-0014　宮城県仙台市青葉区本町1-12-2 モンテベルデ花京院2F）
入場料　　　　　　　：無料　※お越しの際はスタジオ入り口のインターフォンにてお知らせください。
店舗WEBサイト　：https://gallerywindmill.com/
イベントWEBページ：https://gallerywindmill.com/531/
イベントに関するお問合せ先(一般のお客様)
：杜の都ものづくり大学® お問い合わせフォーム：https://mm-fablab.com/form/
レセプションパーティー：2025年11月21日（金）19:00〜21:00（参加費：無料・予約不要）
内　容：佐々木莉央氏・佐藤結氏トークショー、作品鑑賞・購入可