柿渋が表現の主役に。Chie & Rei「柿渋芸術」展、東京・鳥越で開催
2026.10.28
東京都台東区鳥越のGallery NOOOGは、2026年12月18日(金)から12月27日(日)まで、Chie & Reiによる展覧会「柿渋芸術」を開催します。漁網や酒袋、和傘など、日本の暮らしを支えてきた柿渋を表現の主役に据え、太陽や土、時間が生み出す色と質感、布と紙の重なりを通して、人々の暮らしの痕跡を見つめる展覧会です。入場無料。12月21日(月)・22日(火)は休廊です。
柿渋を、暮らしの脇役から芸術の主役へ
柿渋は、渋柿の果実から得られる日本の暮らしに根ざした素材です。漁網、酒袋、和傘、伊勢型紙、建物の塗装など、さまざまな場面で道具や生活を支えてきました。一方で、長らく下地や保護のために用いられ、表現の主役になることは多くありませんでした。
2016年に柿渋染めの布と出会った伊藤 嶺(Rei Ito)は、銅のような色と岩のような質感に惹かれ、墨や紙とともに柿渋を制作の軸に据えてきました。夏の直射日光で染め布を寝かせることで深まる色、土の中の鉄との反応から現れる模様。自然や時間が素材に働きかける過程そのものも、作品の一部です。
本展は、こうした柿渋の魅力を、生活を支える実用素材としての役割から一歩進め、作品を生み出す表現の中心として見つめ直す試みです。染めた布がたどる時間と、そこに現れる色や質感を通して、素材の豊かさを紹介します。
布と紙、建築に重なる時間と暮らしの痕跡
伊藤 嶺は、修理や増築を重ねる建築や、人々の暮らしが残した痕跡から着想を得ています。布や紙の断片を切り、重ね、組み直すことで、異なる時間や文化が交わる抽象的な空間を探ります。本展では、柿渋の色や質感に加えて、手ざわりや香りにも意識を向け、素材そのものの豊かさを感じていただくことを目指します。
作家プロフィール
Chie & Rei/伊藤 嶺(Rei Ito)、千絵。東京を拠点に活動。伊藤 嶺は柿渋、墨、ベンガラ、和紙、布など暮らしに根ざした素材を用いて制作し、パートナーの千絵とともに日本の手仕事や文化を伝える活動も行っています。主な活動は、2023年の個展「Quiet Friends」(ノルウェー・ベルゲン)、2024年の北京アートブックフェア参加、2026年の個展「Paper Cycles」ほか(東京・八王子)。
Gallery NOOOGの事業概要
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- 事業名
- Gallery NOOOG
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- 業種
- 広告・出版・マスコミ
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- 事業内容
- ギャラリー運営
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- 所在地
- 台東区鳥越1-12-1
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- 電話番号
- 09035358629








