【東京・大阪のマンションオーナー比較調査】
2023.06.29
【東京・大阪のマンションオーナー比較調査】 大阪府のオーナーの約4割が、賃貸不動産を「2000万未満」で購入、東京都と比較して15.0ポイント高い結果に ~賃貸不動産に関しての課題認識については、 大阪府より東京都のオーナーの方が6.3ポイント課題意識が高い傾向~ アセットテクノロジー株式会社(本社:⼤阪府⼤阪市、代表取締役:宮本泰光、https://assettech.co.jp/service/)は、東京出身・在住の賃貸用不動産オーナー109名、大阪出身・在住の賃貸用不動産オーナー103名を対象に、東京・大阪のマンションオーナー比較調査を実施しましたので、お知らせいたします。
■調査サマリー
■調査概要
調査概要:東京・大阪のマンションオーナー比較調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年5月30日~同年5月31日
有効回答:東京出身・在住の賃貸用不動産オーナー109名、大阪出身・在住の賃貸用不動産オーナー103名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「エンマネ」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
■賃貸用不動産に興味を持ったきっかけ、東京都・大阪府のオーナー共に、「将来のため資産運用をしたいと考えた」が半数以上で最多
「Q1.あなたが、賃貸用不動産に興味をもったきっかけを教えてください。(複数回答)」と質問したところ、東京都のオーナー(n=109)は「将来のため資産運用をしたいと考えた」が50.5%、「SNSやWebサイトなどから興味を持った」が36.7%、「本・TVなどから興味を持った」が36.7%、大阪府のオーナー(n=103)は「将来のため資産運用をしたいと考えた」が58.3%、「SNSやWebサイトなどから興味を持った」が36.9%、「友人・知人からの勧め」が27.2%という回答となりました。
<東京都のオーナー(n=109)>
・将来のため資産運用をしたいと考えた:50.5%
・SNSやWebサイトなどから興味を持った:36.7%
・本・TVなどから興味を持った:36.7%
・分散投資のため:27.5%
・友人・知人からの勧め:25.7%
・不動産関連会社からの勧め:24.8%
・その他:6.4%
・わからない/答えられない:5.5%
<大阪府のオーナー(n=103)>
・将来のため資産運用をしたいと考えた:58.3%
・SNSやWebサイトなどから興味を持った:36.9%
・友人・知人からの勧め:27.2%
・本・TVなどから興味を持った:24.3%
・分散投資のため:24.3%
・不動産関連会社からの勧め:21.4%
・その他:7.8%
・わからない/答えられない:8.7%
■賃貸用不動産の購入を決断した理由、東京都・大阪府のオーナー共に、「立地や間取りなどの条件がよいから」が最多
「Q2.あなたが、賃貸用不動産の購入を決断した理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、東京都のオーナー(n=109)は「立地や間取りなどの条件がよいから」が39.4%、「直感で決めた」が32.1%、「家族の賛同が得られたから」が28.4%、大阪府のオーナー(n=103)は「立地や間取りなどの条件がよいから」が44.7%、「直感で決めた」が25.2%、「価格の上昇が見込まれるから」が25.2%という回答となりました。
<東京都のオーナー(n=109)>
・立地や間取りなどの条件がよいから:39.4%
・直感で決めた:32.1%
・家族の賛同が得られたから:28.4%
・ブランド力があったから:27.5%
・価格の上昇が見込まれるから:25.7%
・低価格であったから:24.8%
・友人・知人からの紹介をうけたから:22.0%
・探しているタイミングと合致したから:19.3%
・万人受けしそうなデザインだったから:16.5%
・自身の好みのデザインであったから:16.5%
・その他:5.5%
・わからない/答えられない:5.5%
<大阪府のオーナー(n=103)>
・立地や間取りなどの条件がよいから:44.7%
・直感で決めた:25.2%
・価格の上昇が見込まれるから:25.2%
・低価格であったから:22.3%
・ブランド力があったから:22.3%
・家族の賛同が得られたから:17.5%
・友人・知人からの紹介をうけたから:13.6%
・万人受けしそうなデザインだったから:13.6%
・探しているタイミングと合致したから:13.6%
・自身の好みのデザインであったから:7.8%
・その他:5.8%
・わからない/答えられない:8.7%
■賃貸用不動産を購入した目的、東京都・大阪府のオーナー共に、「安定した家賃収入のため」が半数以上
「Q3.あなたが、賃貸用不動産を購入した目的を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、東京都のオーナー(n=109)は「安定した家賃収入のため」が56.0%、「不動産売却益を得るため」が38.5%、「高い利回りを得るため」が33.0%、大阪府のオーナー(n=103)は「安定した家賃収入のため」が52.4%、「不動産売却益を得るため」が31.1%、「高い利回りを得るため」が26.2%という回答となりました。
<東京都のオーナー(n=109)>
・安定した家賃収入のため:56.0%
・不動産売却益を得るため:38.5%
・高い利回りを得るため:33.0%
・将来的に自分が住むため:24.8%
・少ない自己資金で投資を始めるため:22.9%
・価値の下がりにくい実物資産を持つため:22.0%
・初心者でも運用しやすい投資を行うため:21.1%
・税金対策のため:20.2%
・インフレヘッジのため:17.4%
・団体信用生命保険が使えるため:10.1%
・その他:4.6%
・わからない/答えられない:3.7%
<大阪府のオーナー(n=103)>
・安定した家賃収入のため:52.4%
・不動産売却益を得るため:31.1%
・高い利回りを得るため:26.2%
・価値の下がりにくい実物資産を持つため:25.2%
・将来的に自分が住むため:19.4%
・少ない自己資金で投資を始めるため:18.4%
・初心者でも運用しやすい投資を行うため:17.5%
・インフレヘッジのため:17.5%
・税金対策のため:17.5%
・団体信用生命保険が使えるため:4.9%
・その他:3.9%
・わからない/答えられない:5.8%
■所有している賃貸不動産の購入当時の金額、大阪府のオーナーの約4割が「2000万未満」で購入しているのに対し、東京都のオーナーは15.0ポイント低い結果に
「Q4.あなたが所有している賃貸用不動産の購入当時の金額を教えてください。※複数お持ちの場合は、平均の金額を教えてください。」と質問したところ、東京都のオーナー(n=109)は「1000万円未満」が5.5%、「1000万円~2000万円未満」が17.4%、大阪府のオーナー(n=103)は「1000万円未満」が13.6%、「1000万円~2000万円未満」が24.3%という回答となりました。
<東京都のオーナー(n=109)>
・1000万円未満:5.5%
・1000万円~2000万円未満:17.4%
・2000万円~4000万円未満:25.7%
・4000万円~7000万円未満:21.1%
・7000万円~1億円未満:13.8%
・1億円以上:7.3%
・わからない/答えられない:9.2%
<大阪府のオーナー(n=103)>
・1000万円未満:13.6%
・1000万円~2000万円未満:24.3%
・2000万円~4000万円未満:26.2%
・4000万円~7000万円未満:13.6%
・7000万円~1億円未満:7.8%
・1億円以上:6.8%
・わからない/答えられない:7.8%
■賃貸用の不動産を選んだ際のポイント、「都市部へのアクセスがよい」や「都市部にあり価値が下がりにくい」の他に、東京都のオーナーは「耐久性が高い」、大阪府のオーナーは「エリアの発展性」と回答
「Q5.あなたが、賃貸用の不動産を選んだ際のポイントを教えてください。(上位3つまで)」と質問したところ、東京都のオーナー(n=109)は「都市部へのアクセスがよい」が52.3%、「都心部にあり価格が下がりにくい」が40.4%、「耐久性が高い」が22.0%、大阪府のオーナー(n=103)は「都心部にあり価格が下がりにくい」が39.8%、「都市部へのアクセスがよい」が39.8%、「エリアの発展性」が19.4%という回答となりました。
<東京都のオーナー(n=109)>
・都市部へのアクセスがよい:52.3%
・都心部にあり価格が下がりにくい:40.4%
・耐久性が高い:22.0%
・転勤族に人気のファミリー向けの間取り:20.2%
・単身者に人気の間取りと価格帯:20.2%
・中古物件に絞り利回り重視:17.4%
・築年数が浅い:11.0%
・エリアの発展性:11.0%
・購入費用が安い:4.6%
・子育て世帯に人気のエリア:3.7%
・経費化のため建物比率の高い区分マンション:3.7%
・修繕費がかかりにくい:2.8%
・学生の多いエリア:1.8%
・その他:5.5%
・わからない/答えられない:3.7%
<大阪府のオーナー(n=103)>
・都心部にあり価格が下がりにくい:39.8%
・都市部へのアクセスがよい:39.8%
・エリアの発展性:19.4%
・転勤族に人気のファミリー向けの間取り:18.4%
・中古物件に絞り利回り重視:17.5%
・耐久性が高い:16.5%
・築年数が浅い:16.5%
・単身者に人気の間取りと価格帯:14.6%
・購入費用が安い:10.7%
・子育て世帯に人気のエリア:4.9%
・学生の多いエリア:3.9%
・修繕費がかかりにくい:2.9%
・経費化のため建物比率の高い区分マンション:1.0%
・その他:2.9%
・わからない/答えられない:6.8%
■所有している賃貸不動産のエリア、東京都・大阪府のオーナー共に、「関東」「東海」「近畿」が高い結果に
「Q6.所有している、賃貸用不動産のエリアを教えてください。(複数回答)」と質問したところ、東京都のオーナー(n=109)は「関東」が90.8%、「東海」が13.8%、「近畿」が12.8%、大阪府のオーナー(n=103)は「近畿」が83.5%、「関東」が9.7%、「東海」が9.7%という回答となりました。
<東京都のオーナー(n=109)>
・北海道:9.2%
・東北:9.2%
・関東:90.8%
・東海:13.8%
・近畿:12.8%
・四国:8.3%
・中国:6.4%
・九州:6.4%
・その他:6.4%
<大阪府のオーナー(n=103)>
・北海道:3.9%
・東北:1.9%
・関東:9.7%
・東海:9.7%
・近畿:83.5%
・四国:5.8%
・中国:3.9%
・九州:2.9%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:1.9%
■今後賃貸用の不動産へ投資を行う場合のエリア、東京都のオーナーの12.8%が「東北」と回答
「Q7.あなたは、今後賃貸用の不動産へ投資を行う場合に、エリアにこだわりがありますか。(複数回答)」と質問したところ、東京都のオーナー(n=109)は「関東」が76.1%、「東海」が22.0%、「東北」が12.8%、大阪府のオーナー(n=103)は「近畿」が70.9%、「関東」が18.4%、「東海」が10.7%という回答となりました。
<東京都のオーナー(n=109)>
・北海道:8.3%
・東北:12.8%
・関東:76.1%
・東海:22.0%
・近畿:11.0%
・中国:9.2%
・四国:7.3%
・九州:8.3%
・その他:1.8%
・エリアにこだわりはない:3.7%
・わからない/答えられない:6.4%
<大阪府のオーナー(n=103)>
・北海道:3.9%
・東北:4.9%
・関東:18.4%
・東海:10.7%
・近畿:70.9%
・中国:8.7%
・四国:3.9%
・九州:4.9%
・その他:1.0%
・エリアにこだわりはない:9.7%
・わからない/答えられない:7.8%
■所有している賃貸用の不動産において、約8割の東京都のオーナーが「課題がある」と回答、大阪府のオーナーと比較して6.3ポイント高い結果に
「Q8.あなたが所有している賃貸用の不動産において、課題はありますか。」と質問したところ、東京都のオーナー(n=109)は「とてもある」が25.7%、「ややある」が50.5%、大阪府のオーナー(n=103)は「とてもある」が34.0%、「ややある」が35.9%という回答となりました。
<東京都のオーナー(n=109)>
・とてもある:25.7%
・ややある:50.5%
・あまりない:11.9%
・全くない:6.4%
・わからない/答えられない:5.5%
<大阪府のオーナー(n=103)>
・とてもある:34.0%
・ややある:35.9%
・あまりない:20.4%
・全くない:3.9%
・わからない/答えられない:5.8%
■所有している賃貸用不動産に関しての課題、東京都・大阪府のオーナー共に、「物件の維持が大変」と回答
Q8で「とてもある」「ややある」と回答した方に、「Q9.所有している賃貸用不動産に関して、どのような課題がありますか。(複数回答)」と質問したところ、東京都のオーナー(n=83)は「物件の維持が大変」が45.8%、「空き室のリスクがある」が45.8%、「管理会社への手数料や広告費がかかる」が38.6%、大阪府のオーナー(n=72)は「物件の維持が大変」が50.0%、「管理会社への手数料や広告費がかかる」が44.4%、「空き室のリスクがある」が34.7%という回答となりました。
<東京都のオーナー(n=83)>
・物件の維持が大変:45.8%
・空き室のリスクがある:45.8%
・管理会社への手数料や広告費がかかる:38.6%
・収支状況を詳細に把握できていない:37.3%
・固定資産税がかかる:30.1%
・賃貸契約などの契約業務に手間がかかる:27.7%
・入居者とトラブルの可能性がある:21.7%
・流動性が低い:15.7%
・その他:2.4%
・わからない/答えられない:2.4%
<大阪府のオーナー(n=72)>
・物件の維持が大変:50.0%
・管理会社への手数料や広告費がかかる:44.4%
・空き室のリスクがある:34.7%
・固定資産税がかかる:33.3%
・賃貸契約などの契約業務に手間がかかる:31.9%
・収支状況を詳細に把握できていない:27.8%
・入居者とトラブルの可能性がある:12.5%
・流動性が低い:8.3%
・その他:4.2%
・わからない/答えられない:4.2%
■まとめ
今回は、東京出身・在住の賃貸用不動産オーナー109名、大阪出身・在住の賃貸用不動産オーナー103名を対象に、東京・大阪のマンションオーナー比較調査を実施しました。
まず、東京都、大阪府のオーナー共に、半数以上が賃貸用不動産に興味をもったきっかけは「将来のための資産運用をしたいと考えた」と回答しました。また、賃貸用不動産の購入を決断した理由は、東京都、大阪府のオーナー共に、「立地や間取りなどの条件がよいから」が最も多く、購入した目的についても、共に「安定した家賃収入のため」が最多となるなど、東京都、大阪府では共通であることが明らかになりました。
一方で、現在所有している賃貸用不動産の購入当時の金額を比較したところ、大阪府のオーナーの約4割が「2000万未満」で購入しているのに対し、東京都のオーナーは約2割となり、購入金額に大きく差が出ていることが明らかになりました。さらに、賃貸用の不動産を選んだ際のポイントにおいては、「都市部へのアクセスがよい」や「都市部にあり価値が下がりにくい」の他にあげられたのが、東京のオーナーは「耐久性が高い」、大阪府のオーナーは「エリアの発展性」となり、長持ちをポイントにするのか、先読みをポイントにするのかが、エリアによって異なる結果となりました。また、「所有している賃貸用不動産においては、「物件の維持が大変」などと東京都、大阪府のオーナー共に課題ありと認識していますが、6.3ポイントほど東京都のオーナーの方が課題意識が高いようです。
今後、「将来のため資産運用をしたい」と賃貸用不動産の投資をするには、どのエリアでマンションオーナーをするのが最適なのか、購入金額や賃貸用不動産を選ぶ際のポイントによって違ってくるのかもしれません。
■不動産投資に関する情報なら「エンマネ」
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■会社概要
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代表取締役:宮本泰光
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・内装・リフォーム・リノベーション業
・不動産売買仲介業
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