塾に通うのは当たり前ではない、を知ってもらいたい。個別指導型・食事つきの無料塾を取材しました。
2023.11.28
個別指導型・食事つきの無料塾「ステップアップ塾」を知っているだろうか。多くの中高生が塾に当たり前のように通えて、快適な学習環境が担保されている今の時代。ステップアップ塾は2014年に設立され、現在も家庭の事情で塾に通えない子ども達を支援している。どんな思いで無料塾を設立し、運営しているのか、塾長の濱松敏廣さんにお話を伺った。
個別指導型・食事つきの無料塾「ステップアップ塾」を知っているだろうか。多くの中高生が塾に当たり前のように通えて、快適な学習環境が担保されている今の時代。ステップアップ塾は2014年に設立され、現在も家庭の事情で塾に通えない子ども達を支援している。ユースエクスプレス・ジャパンの記者(17歳)が取材した。
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今回の記事を書くことになったのは、記者自身がこの塾でボランティア講師をしていることが背景にある。ステップアップ塾では、授業後、生徒と講師に無料で食事を提供し、会話をしたり、食事をしたりという交流ができる場を設けている。また授業が無い日には自習室として教室を利用することもできるなど、子どもたちが学習しやすい環境を提供しているのがステップアップ塾だ。多くの中高生は普段、何気なく塾に通い、勉強がしやすい恵まれた環境にあると思う。私は無料塾でボランティアをしていく中でそういった環境が当たり前ではないということに気付かされた。中高生にはこの記事を通して、塾に当たり前のように通えることが当たり前でないことを知ってもらいたいと思う。
記者:子ども達と接する際に心掛けていることは何ですか。
濱松さん:
自分の子どもと接するようにしているだけですね。どうしても「支援」となるとこれくらいでいいよね、という気持ちの大人が多いんです。でもそれだと支援としては駄目だと思う。判断基準として「自分の子どもを通わせて恥ずかしくない塾」だと思うんです。自分の子どもを通わせたいと思えるくらいか、を心掛けています。
記者:講師を社会人ではなく大学生としているのはなぜですか。
濱松さん:
やっぱり子どもたちに勉強を好きになってもらうには、まず講師のことを好きになってもらわないといけないと思います。その点で高校生や大学生となると歳が近くて、お兄さんやお姉さんという感覚だし、憧れの対象になりやすいと思うんです。もちろん勉強を教えるスキルって凄い大事な事ですが、むしろ気持ちの部分ですね、生徒との向き合い方。そこを大切にしています。でも不思議なことに気持ちのある人って優秀な方が多くて、そういう人たちが集まりやすくなっている。だからありがたいです。
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