コンケンガーデン「自然共生サイト」に岡山県下初の認定！

藤クリーン株式会社のコンケンビオガーデン・コンケンセラピーガーデン(岡山県岡山市南区藤田)が岡山県下初の「自然共生サイト」に認定された。令和6年2月27日、環境省から新たに認定を受けたサイトはコンケンガーデンをはじめ63か所(30都道府県)。

　自然共生サイトとは、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定する区域のこと。生物多様性枠組条約第15回締約国会議で採択された「30by30」（2030年までに陸と海の30％以上を健全な生態系として効果的に保全しようという世界的な目標）を実現するため、国立公園のように法的に設定される保護地域以外で環境保全や生物多様性の維持に貢献している地域を国（環境省）がOECM（Other Effective area‐based Conservation Measures）として登録し、保全、観測していこうとするものである。
　弊社リサイクルセンター(岡山県岡山市南区藤田)は敷地内に産業廃棄物をリサイクルした資材を最大限活⽤したコンケンガーデン(ビオトープ)を整備している。干拓地に位置する産業廃棄物処理施設の敷地内にビオトープを設け、希少種(アサザやチョウゲンボウなど)を含む動植物の生息・生育環境を創出した取組である点が評価され、今回の「自然共生サイト」認定に繋がった。また、環境省・岡山市から「体験の機会の場」の認定を受けており、⽣物多様性保全の重要性について学ぶことのできる環境教育の場として見学等を受入れている。