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「香港インターナショナル・ジュエリー・ショー」&「香港インターナショナル・ダイヤモンド、ジェム&パール・ショー」137の国と地域から 約8万1,000人の業界バイヤー集結

2024.03.14

香港貿易発展局
イベント情報 その他の業種 東京都

アジア屈指の2つの大規模ジュエリーショー、第40回「香港インターナショナル・ジュエリー・ショー」及び第10回「香港インターナショナル・ダイヤモンド、ジェム&パール・ショー」は、「Be Part of the Splendid Legacy」をテーマに、44の国と地域から4,000を超える出展者が、華麗な宝飾品の数々を紹介し、世界中のバイヤーを魅了しました。5年ぶりに2つの展示会場で行われた同展示会には、137の国と地域から約8万1,000人のバイヤーが来場し、大盛況のうちに幕を閉じました。

「香港インターナショナル・ダイヤモンド、ジェム&パール・ショー」 
会期:2024年2月29日~3月4日   会場:アジア・ワールド・エキスポ 
バイヤー来場者数: 125の国と地域から3万1,000人以上
「香港インターナショナル・ジュエリー・ショー」  
会期:2024年2月27日~3月2日   会場:香港コンベンション&エキシビションセンター 
バイヤー来場者数: 132の国と地域から4万9,000人以上
*オンライン展示会はともに3月11日まで

2つの展示会には、日本を含む、韓国、べルギー、ブラジル、中国本土、コロンビア、ドイツ、インド、イスラエル、イタリア、シンガポール、スリランカ、台湾、タイ、トルコなど36の地域・業界パビリオンが出展しました。日本からは約270社が出展し、両会場に設けられたジャパンパビリオンの総出展面積は過去最大となりました。2023年、日本から海外への宝飾品の輸出は約3,800億円で過去最高を更新、そのうち香港向けが全体の約6割を占めています。また、真珠の素材(ルース)に絞ると約380億円で全体の約8割が香港向けの輸出となっており、日本の宝飾業界にとって同展示会の重要性は益々高まっています。

「香港インターナショナル・ジュエリー・ショー」のハイライト、「Hall of Extraordinary」には、世界中の希少なダイヤモンド、宝石、翡翠、真珠を紹介しました。地球上で最も希少な宝石の一つとして知られる、鮮やかなブルーのブラジル産パライバ・ジュエリーや、最高級の品質を誇る天然翡翠のネックレスが紹介されました。日本から出展した螺鈿・漆のジュエリーは、日本の伝統工芸である「結び」をファッショナブルに取り入れたブローチ「水引」を発表しました。

会期中、1435人の出展者とバイヤーを対象に実施された現地調査によると、業界関係者の62.3%が今後1~2年の間に全体的な売り上げ拡大を予想、31.3%が安定した売上高を見込んでおり、宝飾品業界の明るい見通しを反映した調査結果となりました。

■市場と業界の見通し
- 62.3%の回答者が今後12~24ヶ月間の全体的な売上高の伸びを予想し、31.3%は安定した売上高を予想。
僅か6.4%が減少を予測。
- 出展者の44.4%が今年のFOB販売価格が上昇すると予想し、69.9%が生産コストまたは調達コストの上昇を予測。
- 今後2年間の成長において有望または非常に有望な宝飾品市場は、中東(70.6%)、オーストラリアと太平洋諸島(68.6%)、インド(65.3%)、北米(59.2%)、ASEAN(56.3%)が挙げられた。
- 新規参入・開拓市場として、中国本土(21.2%)、北米(17.3%)、北欧・西欧(16.2%)、ASEAN(15.5%)、日本(12.4%)、香港(10.9%)、中東(10.7%)が注目されている。

■製品トレンド
- 商品カテゴリー別では、流行のファッションジュエリー(59.5%)、プレシャスジュエリー(41%)、デザイナーズジュエリー(31.1%)が最も大きな市場ポテンシャルを持つと予測
- 今年最も人気の高い貴金属製品は、カラット・ホワイトゴールド(47.3%)、カラット・イエローゴールド(44.5%)、
カラット・ローズゴールド(24%)
- 宝石ではダイヤモンド(53.3%)が最も人気で、続いてルビー(28.6%)、パール(21.5%)

出展者は昨年を上回る売上を報告
Universal Jewellery Design Centre社のディレクターであるJessica Kwan氏は次のように述べました。「過去40回以上にわたり、当社のビジネスは展示会と共に成長し、現在は世界中に製品を輸出しています。今回の展示会で、中国本土、フィリピン、中東から新たなバイヤーと出会うことができました。今年の展示会での売上高は20%増加する見込みです。」
イタリアのBorriello Massimo社のマネージャー、Rosaria Borriello氏は、自社の出展経験について次のように述べました。「私共はこの展示会を非常に重要視しています。ここはビジネスを展開し、世界中の顧客と交流する最適な場所です。今回展示した地中海産の赤珊瑚は、バイヤーから大きな関心を集めました。中国本土、インド、フィリピンの顧客が引き続き主要な取引先です。また、米国からも複数のバイヤーから問い合わせがありました。香港の展示会の売上は、当社ビジネスの20%以上を占めています。この展示会はビジネス拡大に欠かせないものです。」

サウジアラビアのJamla Jewelry社の社長を務めるNezar J. Mukhtar氏は、ビジネス拡大における香港の展示会の重要性について、次のように述べました。「香港国際ダイヤモンド、ジェム&パールショーは世界中の業界関係者が集まる最高の調達プラットフォームです。現在、香港とインドからの3つの出展者とダイヤモンドルースに関する交渉を行っています。また、新規のサプライヤーを探し、少なくとも1,000万米ドル(約14億7,000万円)相当の取引が成立する見込みです。」

タイのTassabee Gemsの宝石鑑定士であるChanyut Khieonavavongsa氏は、次のように語りました。「他の展示会よりも魅力的なデザインと新しいサプライヤーを見つけることができます。香港、韓国、トルコのサプライヤーから、18金相当の製品を10万米ドル(約1,500万円)分発注しました。この展示会で少なくとも10万米ドル相当のジュエリーを購入する予定です。さらに、香港貿易発展局の新しいマーケットアプリのオンライン機能は、行列に並ぶ時間を短縮できるため、非常に便利で大変満足しています。」

写真ダウンロード:https://bit.ly/3V1Mwam

《メディアからのお問い合せ窓口》
本件に関するお問い合わせや取材のご依頼は下記までご連絡ください。
香港貿易発展局
東京事務所 広報担当 村瀬 電話: (03) 5210-5850  Email: emi.murase@hktdc.org

【香港貿易発展局について】
香港貿易発展局 (HKTDC) は1966年に設立された公的機関であり、香港の貿易の促進、支援、発展を担っています。香港貿易発展局は中国本土の13カ所を含めて世界50カ所に事務所を設置し、香港が双方向でのグローバルな投資とビジネスの拠点となるよう尽力しています。香港貿易発展局は中小企業を主な対象に、中国本土および国際市場におけるビジネスチャンスを創出するため、展示会、国際会議、ビジネス使節などを運営・実施しています。また、最新の市場分析や製品情報を、貿易関連のデジタルニュースなどのチャネルを通じて提供しています。
詳しい情報は公式サイト:www.hktdc.com/aboutus(英語)、www.hktdc.com/Japan (日本語)をご覧ください。

フェイスブックを通じて日本語での情報発信も行っています。
www.facebook.com/HKTDC.Japan

香港貿易発展局の事業概要

    • 事業名
    • 香港貿易発展局
    • 業種
    • その他の業種
    • 事業内容
    • 展示会主催者
    • 所在地
    • 千代田区麹町3-4-5トラスティビル麹町6階
    • 電話番号
    • 0352105850

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