探偵に聞いた「フェイスブックでつながるビジネス系結婚詐欺」の手口｜堅実で向上心のある３０代後半～４０代前半の女性を狙うニセモノ起業家

弊社スカーレット・デジタル株式会社では、探偵への取材に基づく情報サイト「大手有名探偵社レポート」を運営しています。 このたび大手有名探偵社MJリサーチのベテラン若梅氏（写真）に、最近流行の「フェイスブックでつながるビジネス系結婚詐欺」に関するインタビュー取材を行いました。 そのまとめを上記メディアで公開したので、ここに告知します。

従来は結婚詐欺師の漁場は結婚相談所でしたが、今や完全にSNSに移行しました。
主な舞台はフェイスブックで、その理由は下記の２点です。

１．書き手の実像や生活ぶり、価値観などが一番わかりやすいSNSで、ターゲット選定がしやすい
２．ユーザー年齢層が高く、メインターゲットの３０代後半～４０代前半の女性がたくさんいる

ここで取り上げている結婚詐欺は、一度も会ったことがない外国人が恋愛関係にあると錯覚させて外国に送金させる「国際ロマンス詐欺」とは別物です。

まじめで堅実な生活をしていて、スキルアップ・人脈作り・副業・起業などに興味がありそうな前向きな女性が狙われます。

この手口の一貫したキーワードは「ビジネス」。

第一に、結婚詐欺師の職業は「成功の途上にある起業家」という設定です。

第二に、Facebook上での接近の口実も「ビジネスに関する情報交換」などです。自分のレベルアップのために独立して成功しつつある先輩と知り合いたい女性の気持ちを利用してつながります。その後もビジネスの話で憧れと尊敬を醸成し、恋愛関係に舵を切るのは実際に会った後です。

第三に、お金を出させる理由も自分の会社の資金繰り危機を救済するためです。女性をどうやってそんなことにお金を出す気にさせられるのか？アメとムチを駆使したあくどいやり口を若梅氏が詳細に説明してくれました。

探偵の調査方法、弁護士とタッグを組んだ返金交渉、警察の力の借り方といった話も含まれています。

３０代後半～４０代前半の女性、そういう友人がいる方、そういう娘さんがいる親御さんなどに、ぜひ読んでいただきたい記事です。