宇宙で食糧生産を可能にした『気相栽培法(GPC technology) 』
2024.05.17
植物を栽培するにあたって土壌と流水が必要ないことを発見し、 我々は全く新しい植物栽培の方法を開発しました。我々が開発した気相栽培は、 「土」も「土に替わる培地」も「大量の水」も使いません。根の大部分が空中に発達し、養水分を吸収する根が一部に存在することを利用した栽培方法、それが「気相栽培」です。
株式会社GCJは土を使わず室内で植物を育てるこれまでにない新しい技術を開発しました。『気相栽培法(Gas Phase Culture technology)』です。「RB型植物栽培ユニット」内で植物は育ちます。
【気相栽培法】
ルートボックス内を見ると、空気中(気相域)で多くの根が伸びている様子
が確認できます。このように、ボックス内は根の成長に適した環境となっているのがわかります。必要な養液はほんの僅か。養液に酸素を供給するための循環装置も不要です。
【全ての植物を育成可能】ジャガイモ、イネ、トウモロコシ、イチゴ、キュウリ、ミニトマト、ナス、バジル、シソ、タマネギ、サツマイモ、サトイモ、ニンジン、ショウガ、イチジク、ウコン、ハッカ、ウラルカンゾウ、トウキ、キキョウ、etc.
当社が開発した気相栽培法は、砂漠、極地、船舶、核シェルター等、食糧生産が困難な場所での活用が可能です。また、地球を離れ、宇宙における食料生産への適用も期待できます。宇宙空間で、あらゆる植物を育て、収穫し、調理し、食べることができるようになる時も近いかもしれません
【RB型植物栽培ユニット】
・光源はLEDランプを天井に配置
・ルートボックスには、収穫用の窓があり、根の生育状況も窓から確認可能
・複数のユニット結合可能。設置場所のスケールに併せて植物生産プラントの建設が可能
・養液に酸素を供給するための循環装置は不要です
株式会社GCJの事業概要
-
- 事業名
- 株式会社GCJ
-
- 業種
- その他の業種
-
- 事業内容
- 植物育成方法の研究開発
-
- 所在地
- 大阪府泉佐野市土丸702
-
- 電話番号
- 072-450-3870