
ヒノデAI、自動車整備業DX加速へ「らくらく入庫予約システム」で小規模事業者持続化補助金に採択
2025.10.10
ヒノデAIシステムテクノロジー(静岡県静岡市、代表:西澤幸隆)は、中小企業庁が実施する「第17回小規模事業者持続化補助金<一般型>」に採択されましたことをお知らせします(管理番号:A117000017340)。本補助金を活用し、小規模自動車整備業者向けオンライン入庫予約サービス「らくらく入庫予約システム」の販路を拡大し、業界の抱える人手不足とDXの遅れという経営課題の解決に貢献してまいります。
■ 補助事業の背景と目的
【業界の課題】
自動車整備業界は、整備士の有効求人倍率が4.99倍(令和5年)に上るなど、深刻な人手不足と高齢化に直面しています 。特に小規模事業者では、予約管理を電話や手書きで行っているところも多く、業務効率化と顧客満足度向上の両面でデジタル化(DX)の推進が急務となっています。
【当事務所の強み】
当事務所代表は、2003年から自動車整備業向けソフト開発に携わり、2011年からは自ら自動車整備工場の経営を行った経験を持つため、小規模自動車整備業者の実態を深く理解しています。この現場経験を活かし、本年5月にリリースした「らくらく入庫予約システム」は、整備事業者の業務効率化と顧客満足度向上に大きく貢献できると確信しています。
【補助事業の目的】
本補助事業の目的は、リリース直後で認知度が不足している ターゲット層(小規模自動車整備業者)に対し、効果的な販路拡大施策を実施することで新規顧客を獲得し、「らくらく入庫予約システム」の普及を加速させることです。
■ 補助事業の具体的な取り組み
本補助事業では、小規模自動車整備工場という明確なターゲット層に向け、以下の販路拡大施策を約6ヶ月間(交付決定日〜2026年3月15日 )で実施します。
現場経験者が開発したシステムであることをアピールし、入庫予約の管理における「予約ミス98%削減」「夜間休日でも予約の取りこぼしなし」などのメリットを訴求します。
・ダイレクトメール(DM)の送付によるサイト誘導
静岡市内の自動車整備振興会に登録している540社にターゲットを絞り、ランディングページへ誘導するDMを郵送します。
・業界特化型Web広告の出稿
ターゲット層が集中する媒体での露出を強化することで、効率的な顧客獲得を目指します。
■ 期待される効果と今後の展望
本取り組みにより、ターゲットを明確にしたDMでは通常の0.5〜1%に対し4〜5%、業界特化型Web広告では通常の検索広告と同程度の2%程度の反応率を見込んでいます。
これにより、新規顧客を獲得し、以下の目標達成を目指します。
ヒノデAIシステムテクノロジーは、今後も現場の課題に寄り添ったDXソリューションを提供することで、小規模自動車整備業の持続的な成長を支援してまいります。
ヒノデAIシステムテクノロジーの事業概要
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- 事業名
- ヒノデAIシステムテクノロジー
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- 業種
- ネットサービス
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- 事業内容
- 自動車整備事業者向けITコンサルティングおよびソフト開発
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- 所在地
- 静岡市清水区淡島町3-12