
【教育活動】世界遺産・座喜味城跡とやちむんの里で文化体験を実施(Churakids)
2025.10.15
Churakids(沖縄市海邦)は、2025年10月12日(日)に、沖縄県読谷村の世界遺産・座喜味城跡および伝統工芸の拠点・やちむんの里を訪れ、英語を通して沖縄の歴史と文化を学ぶ国際交流学習プログラムを実施しました。日本人とアメリカ人の子どもたちが共に学び合い、地域文化を通じた相互理解を深める貴重な一日となりました。

ユンタンザミュージアムで歴史を学ぶ国際交流プログラム
今回の学習プログラムでは、約600年前に護佐丸が築いた座喜味城の歴史を題材に、展示や映像を通して沖縄の暮らしと文化を学びました。最初に訪れたユンタンザミュージアムでは、出土した生活道具や墓の模型などを観察しながら、当時の人々の知恵や技術にふれました。解説は日英両言語で行われ、日本の子どもたちは自分の言葉で説明を試み、アメリカ人の子どもたちは新しい文化への理解を深めるなど、互いに学び合う姿が見られました。地域の歴史を共有しながら言語を超えて交流するこの試みは、文化理解と国際教育を融合させた実践的な取り組みです。
世界遺産・座喜味城跡で歴史と文化を体感
ミュージアム見学の後、実際の座喜味城跡を訪れ、曲線を描く石積みやアーチ型の城門を間近に観察しました。英語と日本語を交えた対話の中で、子どもたちは構造の工夫や歴史的背景について意見を交換し、互いの視点から沖縄文化の魅力を再発見しました。青空の下での学びは、教室では得られない臨場感にあふれ、文化遺産の保存や継承の意義を具体的に感じる機会となりました。
やちむんの里で伝統工芸と創造を通じた異文化理解
午後は読谷村のやちむんの里を訪れ、登り窯や工房を見学。職人から制作工程を学びながら、やちむん(沖縄の言葉で焼き物)の文化的背景にふれました。子どもたちは土をこねる「土練り」体験や、素焼きシーサーへの色付けを通じて創造力を発揮。日本人の子どもたちは伝統への誇りを再認識し、アメリカ人の子どもたちは異文化への敬意を深めるなど、双方にとって有意義な学びの時間となりました。言語や国籍を超えて協働し、文化を理解し合うこの体験は、地域社会に根ざした国際教育の新しい形を示しています。
Churakidsでは、こうした実地学習を通じて「体験から学ぶ英語教育」を推進し、地域と世界をつなぐ学びの場づくりを今後も継続してまいります。

Churakids(ちゅらキッズ)の事業概要
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- 事業名
- Churakids(ちゅらキッズ)
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- 業種
- 教育
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- 事業内容
- 英語教育・学童保育・教育イベント運営
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- 所在地
- 沖縄市海邦2-14-2
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- 電話番号
- 098-989-5024