
日本製医療AI:ベトナムで肺結節・病理診断の実証研究開始
2025.10.18
株式会社SMCメディカルツーリズム・ジャパン事業部は、ベトナムハノイ市立Ha Dong General Hospitalと日本製医療AIの実証研究契約を締結。肺結節検出AI「Plus.Lung.Nodule」、胸部X線診断AI「Plus.CXR」、病理支援AI「PidPort」を活用し、ベトナム初の同時稼働で、医療DXとヘルステック普及に貢献。
日本製医療AI、肺結節検出と病理診断をベトナムで実証研究開始
株式会社SMCメディカルツーリズム・ジャパン事業部(所在地:北海道札幌市、事業部長:坂上勝也)は、ベトナム社会主義共和国ハノイ市立1級病院Ha Dong General Hospitalと、プラスマン合同会社のX線撮影画像肺結節検出のAI(人工知能)プログラム「Plus.Lung.Nodule(プラスラングノジュール)」と胸部X線撮影画像診断補助AIプログラム「Plus.CXR(プラスシーエックスアール)」、およびメドメイン株式会社のデジタル病理支援AI搭載クラウドシステム「PidPort(ピッドポート)」の研究利用および実証実験開始に関する契約を2025年10月17日に締結いたしました。契約式典には、在ベトナム日本国大使館とハノイ市保健局が見届け人として同席いただきました。
この研究と実証実験は、日本の先進的な医療AI技術を活用し、ベトナムの医療現場における診断精度の向上と効率化を目指すものです。
本契約は、日本式胸部X線撮影画像肺結節検出AIプログラムと日本式病理標本画像診断補助AIプログラムを同時に稼働させる取り組みとして、ベトナム国内では初の試みとなります。
本契約を通じて、ベトナム国内の医療機関におけるAIの研究利用を推進するとともに、現地で高まる日本式医療の導入ニーズに応えるべく、医療AIの技術提供にとどまらず、日本式医療(日本の医療現場で実践されている診療ワークフローや運用スタイル)の展開を推進してまいります。また、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)とヘルステックの普及、そして質の高い日本式医療の国際的共有を通じて、現地の医療環境の向上とAI技術の発展に寄与してまいります。
株式会社SMCの事業概要
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- 事業名
- 株式会社SMC
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- 業種
- 商業・小売
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- 事業内容
- 国際医療交流事業
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- 所在地
- 札幌市白石区本通3丁目北6番18号
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- 電話番号
- 011-862-4061