駐車場オーナーの60%が保守体制見直しを検討~機器点検の実態調査~
2026.03.02
株式会社アイ・エー・エスは、駐車場オーナー100名を対象に「駐車場機器の点検・保守体制に関する実態調査」を実施しました。その結果、60%が今後の保守・点検体制の見直しを検討していることが分かりました。本リリースでは調査の背景と結果を公表します。
アンケート実施の背景
機械式駐車場機器は日常的に稼働する設備であり、故障時の影響は利用者の安全や物件価値に直結します。そのため予防保全の重要性が指摘されていますが、実際の管理体制にはばらつきがあるのが現状です。本調査では、定期点検の実施状況から点検内容の理解度、将来的な体制見直し意向までを把握しました。
駐車場機器の保守管理は、事故防止や長期安定稼働の観点から重要な役割を担っています。しかし、点検の実施頻度や内容の理解度については、オーナーごとに差があることが想定されます。
特に、トラブル発生後に対応する「事後対応型」の管理と、故障を未然に防ぐ「予防保全型」の管理では、リスクやコスト構造に違いが生じます。今回の調査は、定期点検の実施状況、点検頻度、内容理解、重要性の認識、体制見直し意向を多角的に把握することで、現在の管理体制の傾向を明らかにすることを目的としています。
定期点検の実施状況と頻度
定期点検を「定期的に実施している」と回答したのは52%でした。一方で、「不定期で実施している」が36%、「トラブル時のみ実施している」が12%となり、定期的ではない対応が合計48%を占めています。
点検頻度については、「月に1回以上」が30%、「数か月に1回」が50%、「年に1回程度」が15%、「点検頻度を把握していない」が5%でした。年1回以下または頻度を把握していない層は合計20%となり、管理体制の明確化や継続的な点検実施に課題があることが示唆されます。
また、点検内容について「内容を十分に把握している」と回答したのは27%にとどまりました。「ある程度把握している」が59%を占める一方で、「あまり把握していない」「ほとんど分からない」を合わせると73%が十分に把握しているとは言えない状況です。実施と理解の間に差があることが明らかになりました。
保守体制に対する意識と見直し意向
定期点検の重要性については、「故障の予兆に気づけた」が47%、「トラブルを未然に防げた」が28%となり、合計75%が効果を実感していると回答しました。
一方で、「重要だと思うが実感はない」が23%、「特に重要だと思わない」が2%でした。予防保全の有効性は一定程度認識されているものの、実施体制や理解度の差が実感の差につながっている可能性があります。
今後の体制については、「すぐに見直したい」が26%、「いずれ見直したい」が34%で、合計60%が見直しを検討していることが分かりました。管理体制の整備や透明性向上が今後の重要なテーマであることが示されています。
今回の調査では、定期点検の実施状況や点検頻度、内容理解にばらつきがある一方で、75%が定期点検の効果を実感していることが明らかになりました。また、60%が保守・点検体制の見直しを検討していることから、多くのオーナーが現行の管理体制に何らかの課題意識を持っていると考えられます。
特に、「定期的に実施している」は52%にとどまり、「十分に内容を把握している」は27%という結果は、実施と理解の間に差があることを示しています。予防保全が重要視される中で、実施体制の明確化や情報共有の強化が今後の鍵になるといえます。
本調査結果が、駐車場機器の安全性向上および持続的な運営体制の見直しを検討する際の一助となれば幸いです。
【調査概要】
調査テーマ:駐車場機器の点検・保守体制に関する実態調査
調査対象:駐車場オーナー
有効回答数:100件
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2026年2月
株式会社アイ・エー・エスの事業概要
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- 事業名
- 株式会社アイ・エー・エス
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- 業種
- 不動産
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- 事業内容
- ・設備点検/修繕工事/巡回管理 (機械式駐車装置、駐輪場、搬送設備、管制装置、ファン、ポンプ他)・部品製作 (基板、PLCプログラム、盤製作、金属加工、樹脂加工、他)・洗浄清掃 (駐車場ピット、釜場、オイルトラップ、設備機材、工場他)・一般設備 (集合ポスト、宅配BOX、撤去取付、内装工事一式他)・重量物運搬 (産業機械全般、破砕機、搬送設備、ファン、ポンプ他)
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- 所在地
- 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-14-14 こうしんビル6F
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- 電話番号
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