系図学・系譜学ポータルサイト「Genealogical Science Portal」開設――先祖調査に役立つ機関・制度・サービスを網羅
2026.05.06
系図系譜学研究所(所長:木下祐也、東京都)は、2026年5月3日、先祖調査・家系研究に役立つ機関・制度・サービスを網羅したポータルサイト「系図系譜学ポータル/Genealogical Science Portal」(https://genealogical-science.org/portal/)を開設した。法務局・寺院・文書館・オンラインデータベース等、先祖調査に必要な情報を日・英で提供する。
日本の先祖調査に必要な情報をワンストップで提供
日本の先祖調査においては、戸籍・除籍謄本の取得、法務局での登記情報調査、寺院での過去帳調査、都道府県文書館・郷土資料館での古文書調査など、複数の機関・制度を横断的に活用する必要がある。しかし、これらの情報は各機関の公式サイトに分散しており、先祖調査の初心者はもとより、海外在住の日本人子孫にとっては情報収集だけで多大な時間を要するのが実情であった。
系図系譜学ポータルでは、戸籍関係・法務局・図書館・文書館・軍歴関係・オンラインデータベース・寺院宗派・神社神道・文字漢字調査・民間サービスの10カテゴリにわたり、各機関の概要・先祖調査上の活用方法・公式URLを日英二言語で掲載する。全国47都道府県の都道府県立図書館・文書館・公文書館についても網羅的に収録する。
仏教宗派別の戒名・檀家制度を詳解――寺院調査の実務に直結する情報を収録
先祖調査において寺院は過去帳・墓地・位牌等の重要な情報源であるが、宗派によって戒名の構造・院号の有無・檀家制度の特徴が大きく異なる。これらの知識がなければ、取得した戒名や墓碑の情報を正確に解読・活用することができない。
系図系譜学ポータルでは、浄土真宗・浄土宗・曹洞宗・臨済宗・日蓮宗・天台宗・真言宗・時宗・融通念仏宗・黄檗宗の各宗派について、本山所在地・戒名の構造・先祖調査上の活用ポイントを個別ページで詳解する。臨済宗14派・真言宗13派についても各派別に情報を収録しており、既存の先祖調査関連サイトと比較して高い網羅性を実現している。
系図系譜学の学術理論に基づく専門的視点――研究者・専門家にも対応
系図系譜学ポータルを運営する系図系譜学研究所は、系図系譜学を歴史学から独立した学問分野として理論構築する研究活動を行っており、学術雑誌『系図系譜学論究』(J-STAGE掲載・ISSN登録・国会図書館サーチ収録)を刊行している。ポータルサイトのコンテンツは、こうした学術的蓄積に基づく専門的視点から作成されており、単なるリンク集にとどまらない実務的・学術的情報を提供する。
海外在住の日本人子孫や海外の系譜研究者を主要対象とした先祖調査サービスも提供しており、ポータルサイトはその関連リソースとして位置づけられる。今後は系図系譜学会の設立・系図系譜学検定の実施等、系図系譜学の普及・発展に向けた取り組みを順次展開する予定である。
系図系譜学会の事業概要
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- 事業名
- 系図系譜学会
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- 業種
- 教育
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- 事業内容
- 学術団体
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- 所在地
- 東京都中央区銀座1丁目12番4号N&E BLD.6F









