ハウリングしやすい周波数を30秒で表示するiPhoneアプリを公開
2026.08.19
マイクとスピーカーを使う場所で、ハウリングしやすい周波数をヘルツで表示するiPhoneアプリ「チェックワンツー」をApp Storeで公開しました。マイクを持って「チェック、ワン、ツー」と話すと、約30秒で結果が出ます。学校の体育館や公民館など、測定器がない場所で使えます。
ハウリングが起きる前に、その場所の周波数が分かります
個人開発者のDaisuke Kawaueは、2026年8月10日、iPhone向けの音響アプリ「チェックワンツー」をApp Storeで公開しました。ダウンロードは無料です。現在の版は1.1です。
https://apps.apple.com/jp/app/id6792583103
「チェックワンツー」は、マイクとスピーカーを使う場所で、ハウリングしやすい周波数をヘルツ(Hz)で表示するアプリです。ハウリングとは、マイクが拾った音がスピーカーから出て、その音をまたマイクが拾うことを繰り返し、「キーン」や「ブーン」という大きな音が出てしまうことです。
学校の体育館、公民館、小さなライブ会場など、専用の測定器がない場所で使うことを想定しています。
ハウリングを止める方法は、すでに広く知られています。ヤマハサウンドシステム株式会社の解説では、対策が次の順で挙げられています。
1. マイクの本数を少なくする
2. マイクとスピーカーの位置を調整する
3. マイクの向きを確認する
4. 適切なマイクを選定する
5. 入出力レベルを適正に調整する
6. イコライザーを使用する
出典:ヤマハサウンドシステム株式会社「ハウリングの原因と抑制」
https://www.yamaha-ss.co.jp/tips/tips-02.html
問題は6番目です。イコライザー(特定の周波数だけ音量を下げる機器)を使うには、「いま何ヘルツで起きているか」が分かっていなければなりません。
そして、その周波数は会場ごとに変わります。壁の材質や部屋の形で、響きやすい周波数が違うためです。つまり、その日その場所で測るしかありません。
ハウリングはスピーカーを傷めます。だから現場では、起こさないように工夫します。マイクの本数を減らし、位置と向きを直し、音量を上げすぎない。それでも起きてしまった時に、その場で対処します。
イコライザーで下げる周波数を知るには、これまでは実際に起きるのを待つしかありませんでした。「チェックワンツー」は、ハウリングが起きる前に、その場所とそのマイクでハウリングしやすい周波数を先に見つけるために作りました。
マイクを持って30秒。無音15秒と「チェック、ワン、ツー」だけ
マイクを持って、本番と同じ位置に立ちます。
1. 無音のまま15秒待ちます(部屋そのものの響きを測ります)
2. 「チェック、ワン、ツー」と数回話します
3. 約30秒で、その場所とそのマイクの組み合わせでハウリングしやすい周波数が出ます
結果は「約250Hz」のように数字で出ます。「ブーン」というノイズ、「サー」というヒスノイズも見つかれば表示します。
録音している間は、緑・黄・赤のランプが出ます。ハウリングが起きそうになると、その場で色が変わります。
結果の画面には、次に何をするかの順番も出ます。まず音量を下げる。スピーカーとマイクの向きを変える。それでも起きるなら、見つかった周波数をイコライザーで下げる、という順です。
イコライザーで下げる量については、ヤマハ株式会社の解説に「ハウリングポイントが見つかったら、そのスライドボリュームを3dB~6dB程度下げます」とあります。
出典:ヤマハ株式会社「ハウリングの抑制~イコライザーの活用」
https://jp.yamaha.com/products/contents/proaudio/docs/better_sound/part3_06.html
できることと、ずっと無料で使える範囲
・モニターチェック:ステージモニターの音を測り、ハウリングしやすい周波数を出します
・アナライザーとスペクトログラム:いま出ている音の周波数を、その場で表示します
・自分の声の登録:先に自分の声を入れておくと、こもっていないか、耳に刺さっていないか、サ行が出すぎていないかが出ます
・周波数を当てるクイズ:周波数を聞き分ける練習と、イコライザーをかけた音との聞き比べ
しないことも決めています。自動でハウリングを止める機能はありません。測って表示するところまでです。会員登録はありません。音の良し悪しを判定したり、点数をつけたりもしません。
アナライザー、スペクトログラム、モニターチェック、自分の声の登録。この4つは、期限も回数の制限もなく、ずっと無料で使えます。有料は、周波数を当てるクイズの1日20問を超える分だけです。500円の買い切りで、サブスクではありません。
録音は32bit float・48kHzで残ります。
【提供概要】
名称:チェックワンツー(Check1.2)
対応端末:iOS 17.0以降のiPhone
価格:無料(アプリ内課金あり/練習フル版 500円・買い切り)
公開日:2026年8月10日
現在の版:1.1
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id6792583103
サービスサイト:https://check12.da-win.net/
使い方のページ:https://check12.da-win.net/howling/
制作:Daisuke Kawaue(個人開発)
Daisuke Aibaの事業概要
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- 事業名
- Daisuke Aiba
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- 業種
- ネットサービス
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- 事業内容
- iPhoneアプリの開発
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- 所在地
- 板橋区








