現役日本最古の電車161形の車内で「銀河鉄道の夜」を上演!
2024.05.21
関西を中心に活動する劇団、山尾企画(所在地:大阪府堺市、代表:山尾匠)は、「山尾企画第10次公演 はんかい電車リユニオン」を、2024年7月12日(金)〜14日(日)に阪堺電気軌道上町線〜阪堺線の車内にて上演します。
背景と公演概要
本公演は2014年の8月に上演された「はんかい電車」、同年12月に上演された「はんかい電車リターンズ」、2019年4月に上演された「はんかい電車リブート」のコンセプトを元に、新しく書き下ろした新作となります。
上演の度に地域の話題となり、多くの再演希望の声をいただく、山尾企画を代表するコンテンツです。
【公演概要】
2024/07/12 (金) 〜14 (日)の3日間計3公演、大阪を走る路面電車“阪堺電気軌道“の車内において、演劇の公演を行います。
演目は宮沢賢治が執筆した未完の名作、「銀河鉄道の夜」をベースに書き下ろしたオリジナルストーリー。賢治が「銀河鉄道の夜」を執筆していたのと同時期より運行されているモ161形電車の車内で、銀河鉄道の世界観を表現します。
チケットは6/1より公式オンラインストアにて発売、一般席が4,000円(税込)、立ち見席が3,000円(税込)。
https://yamao.official.ec/
原案:宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
脚本協力:竜崎だいち
脚本・演出:山尾匠
出演:小川泉、水野有彩、坪坂和則、近澤ゆうき、新菜るか、山口まや、ツジコウイチ、北和輝、山尾匠
当日制作:ニコ
企画・運営:山尾企画
<3つの特長>
1:上町線・阪堺線での公演
実際に天王寺駅前駅〜浜寺駅前駅間を運行する電車の中での演劇公演です。揺れる車内、騒音、信号待ち、近過ぎる観客と役者の距離など、本来演劇公演には不向きな環境をあえて生かし、この車内でしか体験できない公演を行います。
2:モ161形を使用
日本国内で運用される最古の車両モ161形を使用します。この車両の内装は木造となっており、レトロな風情があります。
賢治と同じ時代を生きたこの電車での観劇は、非日常体験となるでしょう。
また本公演限定のヘッドマークを装着する予定です。過去公演の際もその雄姿を写真に収めようと、撮り鉄の方々が沿線にお集まり下さいました。
3:非日常体験は初演劇体験におすすめ
本公演は劇場ではなく、普通の駅にお集まりいただきます。ところが電車に乗り込むと一転、一気に舞台と客席の隔たりのない、ボーダーレス、非日常的な演劇の世界になります。
観劇に慣れてない方からも、劇場よりも行きやすいと好評をいただいておりますので、今まで観劇したことがないという方にもおすすめの公演です。
山尾企画について
【団体について】
2012年に旗揚げ、山尾匠の一人ユニットである。脚本はすべて山尾匠のオリジナルでありもしも○○だったら?という仮想現実を軸にする。馬鹿正直でまっすぐな登場人物たちの作る世界は観た人の心を暖かくするとのこと。
舞台の大道具の仕事をしている経験を活かし、舞台美術や照明、音響などスタッフワークに力を注いでいたが、ある日「俺は劇場で芝居をする資格がないんじゃないだろうか?」と思い、劇場から離れ知人の家を使い二週間の公演を行う。
その後場所が本来持つパワーに惹かれ劇場外公演にハマる。
街中を走り電車内はもちろん駅のホームや川、街の風景全てを一つの舞台にした路面電車公演。
実際に閉鎖する建物を使い客席から天井裏まで全てを使い劇場の最期を描いた公演。
町のお風呂屋さんで男女別れて壁を隔てて一つの物語を一糸纏わず紡いだ風呂公演。
社員旅行で台湾に行ったときに、現地の劇場に当日アポを取りに乗り打ち公演を打つなど、やりたい!と決めた時のフットワークの軽さが自慢。
2023年に閉館したメルパルクホール大阪の最終営業日に、総勢70名のキャストで「メルパルクホール大阪サヨナラ公演メクルメク『銀河鉄道とさいごの夜』」を上演している。
【代表の声】
いつもの帰り道、知らない路地を通ったら
"特別な出会い"が起きたらいいな・・・と思ったことはありませんか?
そんなドキドキを感じて欲しく
大阪の街を走る路面電車を劇場に変え、宮沢賢治の描く美しい詩と電車のなかで出逢う人たちの"さいかい"の物語を是非体験しにきてください。
山尾企画の事業概要
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- 事業名
- 山尾企画
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- 業種
- エンタメ・アニメ
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- 事業内容
- 演劇公演の企画・上演
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- 所在地
- 堺市堺区住吉橋町1-7-15 ニューライフ堺302