
「香港ブックフェア」 7月16日より開幕 ジャパンパビリオン 日本各地の多様な魅力を発信
2025.07.15
香港貿易発展局主催、第35回「香港ブックフェア」、第8回「香港スポーツ&レジャーエキスポ」、第5回「ワールド・オブ・スナック」は、2025年7月16日(水)から22日(火)まで、香港コンベンション&エキシビション・センターにて開催します。 世界各地から良書が豊富に集まるアジア最大級のブックフェアとして名を馳せる本展は、昨年は約99万人を動員し、毎年多くの読書愛好家や一般消費者を魅了しています。今年は、3フェア合計770を超える出展者が集結し、「食」「読書」「スポーツ」をテーマに新たな魅力を発信します。
活気あふれるジャパン・パビリオン~地域の多様な魅力を発信~
今年の「ジャパンパビリオン」には、東北観光推進機構、静岡県、そして公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が初出展し、17の地方自治体を含む計20の団体・組織が出展します。観光関連書籍の展示に加え、各地域の特色を活かした体験型コンテンツを通じて、日本の観光資源や文化の魅力を幅広く発信します。Jリーグは各地での試合観戦を組み込んだ新たな旅行スタイルや、カップ戦決勝における特別体験が可能なホスピタリティチケットを紹介、「スポーツ×観光」の新たな楽しみ方を提案します。
【ジャパンパビリオン】 (順不同)
在香港日本国総領事館、一般社団法人東北観光推進機構(秋田県、岩手県、福島県、仙台市)【初】、
栃木県、静岡県【初】、石川県、福井県、兵庫県、鳥取県、徳島県、香川県、福岡県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)【初】
東北観光推進機構の東北ブースでは、東北各地の人気菓子を紹介するとともに、魅力的な観光体験の情報発信を行い、東北の多彩な魅力を伝えます。静岡県は、直行便の就航によりアクセス性が向上した富士山・伊豆、さらには香港でも人気のアニメキャラクター「ちびまる子ちゃん」など訪日旅行先としての魅力を発信します。石川県および福井県は、香港と小松空港を結ぶ直行便を活用した北陸地域の周遊旅行を提案し、「足湯」をテーマとしたフォトスポットや、来場者が楽しめるミニゲームコーナーの設置など、体験型展示を展開します。兵庫県は、1300年の歴史を誇る名湯「城崎温泉」での浴衣体験、風情ある柳並木の散策などを通じて、心身を癒す旅の魅力を紹介します。宮崎県では、高千穂峡・真名井の滝の景色をブース内で再現し、来場者はボートが乗ったようなポーズを撮影できるフォトスポットを展示、オリジナルグッズのプレゼントも予定されています。沖縄県は、今年7月開業予定の大型テーマパーク「ジャングリア」など、離島観光の新たな注目スポットを紹介します。
人気キャラクターが香港へ集結!ステージイベントも充実
好評を博すステージイベントでは、全国から人気のご当地キャラクターが登場し、各地域の魅力を楽しくプロモーションします。熊本県の「くまモン」、宮崎県の「むぅちゃん」、鹿児島県の「ぐりぶー」も駆け付け、「南九州を旅する」特別ステージを開催。さらに、兵庫県の「はばタン」、鳥取県の「名探偵コナン」と「ゲゲゲの鬼太郎」が登場し、各地の文化や観光資源を紹介するほか、来場者との記念写真タイムなども予定しています。このほか、北陸、徳島県、香川県のイベントでは、クイズに答えるとプレゼントがもらえる参加型企画など、多彩なプログラムが開催されます。
新設の「トラベルゾーン」には、例年好評のジャパンパビリオンに加え、台湾パビリオンおよびタイパビリオンも初登場。より一層国際色豊かな展示エリアとして注目を集めます。
8つのセミナーシリーズ 人生を豊かにする知恵とインスピレーションを共有
ブックフェアでは、今年も「8大セミナーシリーズ」を実施します。「食文化・未来の暮らし」をテーマに、芥川賞作家・九段理江氏、韓国SF作家・キム・ボヨン氏、太平館餐廳五代目のアンドリュー・チュイ氏、宇宙飛行士のシアン・プロクター氏、中国文学者の龍應台氏など著名人や作家が登壇し、幅広いテーマを取り上げます。またフェンシングの金メダリストの江旻憓(ビビアン・コン)氏やアジアのベスト女性シェフ賞も受賞した著名ミシュランシェフのヴィッキー・ラウ氏らが人生の物語を語ります。
セミナーおよび登壇者の詳細:https://shorturl.at/TRdAw
国際文化の饗宴 ワールド・オブ・アート&カルチャー
香港を東西文化交流の拠点として紹介する「ワールド・オブ・アート&カルチャー」では、食を通じた文化交流展「Book a Table・Food for Thought」を開催します。在香港の各国総領事館と8人のアーティストが連携し、「健康」「マナー」「音楽」など多様なテーマを表現する8つのテーブル展示を展開。AIによる本の推薦機能も導入されるほか、30件以上の講演やワークショップも予定されており、多角的な文化体験が提供されます。さらに、香港のアグリテック企業「Full Nature Farms」創業者兼CEOであるレイ・ロック氏が登壇し、サステナブルな食のあり方や未来の農業について見解を共有します。初登場の「文化&クリエイティブ製品ゾーン」では、香港の無形文化遺産に関連するインタラクティブな体験ができるほか、マカオや北京・故宮博物院から厳選された文創商品も展示されます。中国本土パビリオンでは、パンダの故郷・四川省が今年のテーマ省として参加します。「四川と香港:文化を織り成し、未来を創る」をテーマに、四川の食、酒、お茶、オペラ、刺繍などの伝統文化を紹介します。受賞歴のある四川出版物や国際出版の成果、パンダをテーマにした書籍や文創商品も展示されます。
「国際出版フォーラム」「香港出版ビエンナーレアワード」「出版3.0発表セレモニー」など業界交流イベントも開催、「IPラウンドテーブル」ではビジネスマッチングを通して新たなビジネス機会の創出を支援します。
香港特区政府の2025-26年度予算案に、香港のテクノロジー企業による製品展示の支援が盛り込まれているのを受けて、ブックフェアでは「香港テックショーケース」エリアを新設し、教育技術(EdTech)、健康技術(HealthTech)、スポーツ技術(SportsTech)、食品技術(FoodTech)など、多彩な分野における革新的なテクノロジー製品を一堂に展示いたします。
「スポーツ&レジャーエキスポ」 FIBA 3x3 ワールドツアーと同時開催
「スポーツ&レジャーエキスポ」では、バスケットボール人気の高まりを背景に、M1グループ・リミテッドと連携し、FIBA 3x3 ワールドツアー香港大会が初めて屋内で開催されます。会場では、多彩なスポーツ体験や参加型イベントが実施されます。また、今年開催される4年に一度の中国最大のスポーツ大会「全国運動会」での複数の競技が香港で実施されます。会場では、全国運動会の競技紹介やマスコット「喜羊羊」「楽融融」との撮影スポットが登場します。
• 香港代表選手の展示&応援エリア
• ドローンサッカー、ロープネット、縄跳びなど体験型スポーツ
• 「GO PARK Sports」(5B-E02)や「西園キャンピングアドベンチャーパーク」も出展
「ワールド・オブ・スナック」 ミシュラン掲載の逸品― 多彩なスナック体験を通じて食文化を発信
「ワールド・オブ・スナック」では、世界各地から1,300種類以上の多彩なスナックが集結します。中でも、ミシュランガイド・ビブグルマン2025に選出された黒ごまスナックや、手作りのクラフト炭酸飲料など、話題の逸品が登場し、来場者に新たな味覚体験を提供します。また、香港全域で展開される文化キャンペーン「Cultural July」も同時期に開催され、7月31日まで約400件の文化イベントが香港市内各所で、読書や食文化をテーマにしたプログラム、親子で楽しめるワークショップなどを実施します。
開催日程 :2025年7月16日(水)~22日(火)
香港ブックフェア公式サイト:www.hkbookfair.com/en
香港スポーツ&レジャーエキスポ公式サイト:www.hktdc.com/event/hksportsleisureexpo/en
ワールド・オブ・スナック公式サイト:www.hktdc.com/event/worldofsnacks/en
香港貿易発展局の事業概要
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- 事業名
- 香港貿易発展局
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- 業種
- その他の業種
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- 事業内容
- 香港貿易発展局 (HKTDC) は1966年に設立された公的機関であり、香港の貿易の促進、支援、発展を担っています。香港貿易発展局は中国本土の13カ所を含めて世界50カ所に事務所を設置し、香港が双方向でのグローバルな投資とビジネスの拠点となるよう尽力しています。香港貿易発展局は中小企業を主な対象に、中国本土および国際市場におけるビジネスチャンスを創出するため、展示会、国際会議、ビジネス使節などを運営・実施しています。また、最新の市場分析や製品情報を、貿易関連のデジタルニュースなどのチャネルを通じて提供しています。
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- 所在地
- 千代田区麴町3丁目4番地5トラスティ麴町ビル6階